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「褒められるのが苦手」な人が愛されない理由

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褒められるのは好き?それとも苦手?

 

こんにちは、小島です!

褒められるとなぜか、イライラする、怖い、気持ち悪いと感じる人がいます。

ステキですね、上手ですね、がんばってますね、etc.・・・褒め言葉をそのまま受け取れず、裏があると感じたり、騙されるのではと警戒したり。

それでついつい、「いえいえ、そんなことないですよ」と言ってしまう。

素直じゃないな、私・・・。

 

謙遜は美徳として尊ばれますが、その一方で、潜在意識に及ぼすネガティブな影響を見落としがち。

じつは、褒められるのが苦手だと、愛され下手で信頼されにくくなってまうんですよ。

 

ということで、テーマは「褒められるのが苦手」になる心理的原因と対処法について。

最後まできっちりお読みいただくと、居心地の悪さを手放すヒントも得られます。

 

 

褒められるのが苦手だった、私の理由・・・

 

私もかつて、褒められたのにゾッとする感情を味わったことがあります。

当時、まだ2歳だった娘から「パパ、だいすき」と言われたんですね。
もちろん、ものすごく嬉しかったです。

好きって言われることは、自分の存在を肯定されることであり、褒めのメッセージですよね。
だから本当は、素直に喜ぶだけでよかったはず。

 

にもかかわらず、その時の私はとっても怖かったんです。

好きだなんて言われたら、これから必要な時に叱れなくなってしまう。
好きだと言ってくれた人に、嫌われるのが怖い。

言いたいことが言えない。「やっぱり嫌いだ」なんて言われたらショックで立ち直れない。

まあ、すべて瞬間的に作り出した妄想なんですが・・・。

 

結局すぐに気づいて、そのうえで「嫌われてもいいや」と開き直ったら、感じていた不安が消えました。

もしそのままだったら、娘との関係はギクシャクしていたはず。
あるはずの愛情を十分に受け取れなくなっていたでしょう。

 

褒められるのが苦手、あなたの理由は?

 

もし、あなたが褒められるのが苦手だと感じているなら、どうしても素直に受け入れられない心理的な理由があるのでしょう。

まずは、自己肯定感の低さが考えられますね。

 

たとえば・・・、

人から愛を告白されて、嬉しいのになぜか、逃げたくなる。とても自信が持てない。

「 本気で言ってるんだろうか?」「 そのうちに心変わりしてしまうんじゃないか?」

 

素敵ですねって褒められても、反応に困る。

「何か裏があるんじゃないか」「私を騙そうとしている?」「何か奪おうとしているの?」など。

 

私のクライアントさんのある女性は、好きな男性に褒められると、「本当の私を知られたら嫌われる」、「あとでガッカリされたくない・・・」と怖くなると言っていました。

他者の期待に応えなければいけないプレッシャー。
これはつまるところ、「ダメな私に、良きものはふさわしくない」という誤解なんですよ。

 

もしそうであるなら、他人から褒められる《素敵な私》と、自分で信じている《ダメな私》にギャップが生じて、褒められてもそのまま信じられなくなる。

「どうせお世辞だ、社交辞令だ、もしくは・・・」

 

《ダメな私》という思いが強いほど、褒められた事実に対して「おかしい、あり得ない、何か裏がある」などと、それが間違いである理由を脳が疑似創作するんですよ。

 

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良きものを遠ざける「感じ方のクセ」

 

褒められるのが苦手、愛されたり、親切にさるのが苦手、・・・

いずれの場合も、潜在意識下で「私は良きものにふさわしくない」、そう思い込んでいる可能性があります。

 

もちろん、この間違った感じ方は、生まれつき持っているものではなく、これまでの人生経験で作られている。

たとえば、他人がせっかく褒めてくれても、親や祖父母から「いえいえ、この子はたいしたことないんですよ・・・」という謙遜で否定されつづけたとか。

日本特有の美徳として日常的に行われていますが、子供の頃はそれが謙遜だと分からず、ただ、私はダメなんだと信じてしまうんですよね。

 

いずれにせよ、「私は良きものにふさわしくない」と感じているかぎり、愛されることに耐えられなくなります。

それは私が思っている私ではないから。

すると無意識に、《ダメな私》にふさわしい現実になるよう、愛や豊かさをわざわざ失うような行動を取るんですね。

 

あなたはどんな場面で、無意識に良きものを遠ざけてきましたか?

褒められた、親切にされた、好きだと言われた・・・、そんな時は嬉しいけれど、なんだか居心地が悪くなって、否定したり、拒絶したりしてしまったとか。

 

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「褒められるのが苦手」な人が、使うべき言葉

 

もっと愛されたり、豊かさな体験を増やしていくには、ポジティブな考え方や感じ方をクセづける必要があります。

私には「素晴らしい人や出来事に見合う価値がある」「人から親切にされる価値がある」「人に愛される価値がある」「十分なお金を手に入れるだけの価値がある」など・・・。

つまり、「私は良きものにふさわしい」という自己肯定感を高めること

 

最近では、人前で褒められたら悪目立ちする、という理由で苦手意識を持つ人も増えているそう。

たしかに当たり障りはありませんが、それでは自分の頑張りや才能がふさわしい、本来得られるはずの恩恵は引き寄せられません。

なぜなら、知らず知らず自分を低く見積もり、愛されない現実、信頼されない現実を作り出してしまうからです。

 

ではどうしたら、褒められることを受け入れられるのか?

褒められたら、「いえいえ、私なんて・・・」と反射的に答えるクセがあるなら、今すぐストップさせましょう。

そして言うべきはただ一つ、「ありがとう」のみ。
そのあとに「でも・・・」という言葉が出てきそうになったら、グッと飲みこんでください。

褒め言葉をちゃんと受け取ることが大切。
すると、良きものを受け取っている自分に慣れていく。

こんなシンプルなことでも、今よりもっと愛され、信頼される存在になります。

潜在意識に、良きものにふさわしい自分のイメージと感覚が育まれ、現実世界に反映されていくからです。

 

なお補足ですが、褒められたときの居心地の悪さに気づけると、よりいいですね。

恥ずかしさ、申し訳なさ、不安、不信・・・、それらに気づくというのは、その苦手意識を手放すはじめの一歩になりますので。

 

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