人から褒められたのに、「いえいえ、そんなことないですよ」と言ってしまうこと、ありませんか?
ステキですね、上手ですね、がんばってますね、etc.・・・褒めてくれたんだから、「ありがとう」って感謝すればいいのに、素直になれない。
うれしい反面、謙虚さに欠けると思われたくないし、もしもお世辞だったら、バカみたいですからね^^
けれども・・・、他人からのポジティブなフィードバックを素直に受け取れないと、すごくもったいない。
褒められるのが苦手な人は、無意識に幸運を遠ざけているんですよ。
人間関係だけでなく、仕事やお金、恋愛や結婚生活においても・・・・
素直に受けとれなかった、私の理由・・・
ほめ言葉や好意を向けられたら、感謝して、素直に受け取りましょう。
それが運を上げるコツです。
とはいえ、なかなか素直には受け取れない、人それぞれの理由があるんですね。
たとえば、かつての私の場合。
娘がまだ2歳頃でしたか、つたない言葉でこう言われました。
「パパ、だいすき」
・・・モーレツにうれしかったんですが、同時に怖くなりました。
一瞬、背筋がぞくっとして、ああ、娘に嫌われたくないって。
そんなこと聞かされたら、これから必要な時に叱れなくなってしまう。
もう、「だいすき」なんて言葉は言わないでくれって・・・、まる一日、思ったことがありました。
おかしな話ですよね。
今では全然ウェルカムですが^^、もしそのままの感じ方だったら、娘との関係はギクシャクしていたでしょう。
褒められるのが苦手、あなたの理由は?
もしかしたら、あなたにも、あなたなりの褒められるのが苦手な理由があるのかも。
たとえば・・・、
人から愛を告白されて、嬉しくなった反面突然、怖くなる。
「 本気で言ってるんだろうか?」「 本気だったとしても、そのうちに心変わりしてしまうんじゃないか?」
人に親切にされたら、嬉しい反面、怖くなってしまう。
「何か裏があるんじゃないか」「私を騙そうとしているんじゃないか?」とか。
また、親子関係、男女の恋愛、上司や同僚からの評価、友達からの好意・・・、といった人間相手のみならず、お金との関係でもよく起きることです。
十分なお金を手に入れて、最初は嬉しかったのに、ふと怖くなってしまう。
「いつか失うんじゃないか」
その恐怖で毎日ストレスまみれになって、過度に頑張りつづけたり、ラクになりたくて使いきろうとしたり。
良きものを遠ざける「感じ方のクセ」
褒められるのが苦手、愛されたり、親切にさるのが苦手、・・・
いずれの場合も、
頭の中のどこかで「良きものは、私にふさわしくない」って、思い込んでいるのかもしれません。
これらは理屈ではなく、その人の心に染みついた「感じ方のクセ」がそう思わせてしまうんです。
こうしたネガティブな感じ方のクセを、人生の妨げになる心理的なブレーキ、メンタルブロックと言います。
たとえば、どんなに人から褒められても、愛を伝えられても、お金を手に入れたり、手に入れるチャンスが来ても・・・、
「自分にはふさわしくない」「いつか失われるんじゃないか」「何か裏があるんじゃないか」と感じて、無意識に遠ざけよう、遠ざかろうとしてしまう・・・。
これまでのあなたは、どんな時、良きものを遠ざけようとしてきましたか?
ほめられた、親切にされた、好きだと言われた・・・、そんな時は嬉しいけれど、なんだか居心地が悪くなって、否定したり、拒絶したりしてしまったとか。
せっかく手に入るのに、失って、後で傷つきたくないなど、そういった無意識の反応によって、人生の恵みに背を向けてきてはいないでしょうか?
「褒められるのが苦手」な人が、運を引き寄せるコツ
私には「素晴らしい人や出来事に見合う価値がある」「人から親切にされる価値がある」「人に愛される価値がある」「十分なお金を手に入れるだけの価値がある」など・・・、
こうした「受け取るマインド」が備わっているか?一度じっくり振り返ってみた方がいいですよ。
でないと、
どんなに才能や能力があっても、努力家でも、どれほど人に貢献して与えても、「受け取るマインド」がなければ、いつも欠乏を体験します。
よきものを無意識に拒絶したり、遠ざけたりする心のクセはないでしょうか?
褒め言葉であれ、好意であれ、他人からのポジティブなフィードバックをいちいち拒絶していると、金運であれ、恋愛運であれ、引き寄せられません。
誰かのポジティブな言葉や好意は「私にはふさわしくない」って、くりかえし潜在意識に刷り込んでいるようなものですからね。
「褒められるのが苦手な人」はもう卒業。
今日から「良きものを受け取る」練習をしましょう。
人から褒められたら、とりあえず「ありがとう」です。
そんな単純なことでと思うかもしれません。
でも、案外単純なことで、人生は変わりはじめますから^^