初対面で異性に会うって、緊張しますよね。
こんにちは、小島です!
とくに合コン、お見合い、婚活パーティー、・・・最近なら、マッチングアプリとか、婚活、恋活の場だと余計な緊張が高まります。
盛り上がらなかったらどうしよう、ガッカリされたくない、失敗したくない、傷つきたくない・・・。
さまざまな感情が、頭をぐるぐると駆けめぐるから
緊張しすぎると、会話が続かなかったり、顔がひきつってしまったり。
逆にがんばりすぎて、暑苦しいテンションになることも。
恋は自然体のほうがうまくいきます。
気に入られようとするより、あるがままが最も魅力的ですから。
そこで今日は、マッチングアプリでも緊張しない、科学的な方法をお伝えしますね。
たった10分で、初対面に自信が持てるようなります。
なぜ、初対面は緊張するのか?
そもそもなぜ、初めて会う人というの緊張するんでしょう?
私たちはいつも、自分のことを重要な存在だと思いたい生物です。
けれど、初めて会う人からどうジャッジされるかは見当がつかない。
マッチングアプリなら、事前にいろいろやりとりはして、感触はつかめている。
話が合うと感じるから、実際に会うことになる。
とはいえ、直接に会うとなれば、「想像と違う」「期待してたのにガッカリ」なんて思われたら、ショックですよね。
たとえ、口には出さなかったとしても・・・。
マッチングアプリの出合は、容姿や会話の面白さとか、ネット上のやりとりだけでは完全に事前把握できないところがある。
思ってたのと違う、というリスクを抱えてお互いに会うわけですから、多くの人にとって不安が尽きないのは当然です。
誰でもよく思われたい。
けれど、初めて会う人には「どう思われるか分からない」ので怖くて緊張します。
緊張をやわらげる認知科学の実験
誰でも初対面は緊張するものですが、それが過剰になると、笑顔や会話ってぎこちなくなります。
人見知りだとか、異性に慣れていないといった場合はなおさらですよね。
あれこれ気にしていると、素の自分を出せないから出会いを楽しめない。
本当は出会いを増やして場馴れできればいんでしょうけど。
その場数が踏む手前で、腰が引けてしまい、なかなか慣れていかないという悩みもあります。
そうなると、できれば自宅に居ながら、緊張をやわらげる方法を知りたいところ。
そのヒントはアメリカのある実験で明らかにされています。
シカゴ大学の認知科学者、シアン・バイロック女史は、高校の生物のテストでこんな実験をしました。
試験前の生徒たちを二つのグループに分ける。
ひとつめのグループは「何もせずに座っている」
もうひとつのグループは、「10分間、心の中にある思いを紙に書きつける」するとどうなったか?
座っていただけのグループは、「B−」の評価。
テストへの不安や恐れについて、わきあがる気持ちを書いたグループは、「B+」の評価。
不安や恐れの気持ちを書いたグループのほうが、いい成績だったんです。
感情というのは、認識し、味わうと、やわらぐ性質があります。
心のなかにあるプレッシャーを紙に吐き出すことで、緊張がやわらぎ、ちゃんと実力を発揮できたんですね。
実践テク、緊張をやわらげる3ステップ
それでは、先ほどの科学的な検証を踏まえて、マッチングアプリでも緊張しない方法をお教えします。
もう、お分かりですね。
初対面で顔を合わせる前に、10分間「不安を紙に書きなぐる」こと。
①まず、紙とペンを用意しましょう。
紙はA4だったら1~2枚、ペンは書きやすいものでOK。
そうして目をつむり、頭の中で、
②初対面の出会いをシミュレートします。
頭の中で、リアルに感じられるくらい、イメージする。
脳は現実とイメージの区別がつきません。
ひょっとしたら、胸がドキドキしはじめ、顔はこわばり、口もカラカラに乾いてくるかも・・・。
しばらく、そのイメージの中にとどまってみましょう。
「初対面の相手と出会って、どんな会話をしていますか?」
イメージの中のあなたも、実際のあなたも今、きっとドキドキしているはず。
「どんな気持ちですか?」
「なぜ、そう感じているのでしょうか?」
不安な気持ちが十分に高まったら、目をあけて、一気に洗いざらい、
③思うまま、感じるまま、ノートに思いを書く。
さて、いよいよ今日は初対面。
その出かける前に自宅とか、もしくは、パーティー会場や待ち合わせ場所の近くで、カフェなどに入り、ひたすら10分間、気持ちを書いてみる。
そうして不安をやわらげてから、待ち合わせに出かけましょう。
きっと書かないよりずっと、気持ちがラクになっているはず。
それを毎回、相手が変わっても繰り返してみてください。
たんに場数を踏む以上に、緊張がほどけやすくなっていきますから。