愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

平穏を引き寄せるコツは、ニュートラルにあり

f:id:kidism:20200229184708j:plain

こんにちは!小島です。

つぎつぎと、いろんなイベントが中止や延期になっていますね。
学校も休校になり、ディズニーランドやUSJまで。

うちの小1の娘は、しばらく学校に行けないことを、かなりネガティブにとらえていました。

友だちと遊べないからって。

 

でも、家で好きなだけユーチューブが見れると気づいてから、早めの春休みが来たとまんざらでもなさそうです^^

(実際はママから、毎日ドリルをやること!という要請が出ていますけどね・・・)

 

物事をどう捉えるか?って、どんな体験を引き寄せるかに影響します。

ですが、ポジティブか?ネガティブか?という単純な見方はちょっと危ないのでご注意を。

引き寄せのコツは、とらわれのない心の状態にあります。

 

ネガティブか?ポジティブか?

コロナのような感染症に限らず、お金や仕事、パートナーシップなど、私たちは日々、いろんな悩みに対処していますよね。

そんなとき、不安な気持ちが高まるほど、ネガティブな色眼鏡を通して状況を見ることになります。

すると、ますますネガティブなことが目につくようになって、不安がどんどん雪だるま式にふくれ上がってしまう・・・。

 

今の世間的な状況で言えば、ネガティブな色眼鏡ゆえの行動が、マスクやトイレットペーパーを買い占める。

電車内でマスクなしの人が咳をしたからって、非常停止ボタンを押してしまう、といった行動を引き起こすということですね。

 

だったら、ポジティブシンキング!
ポジティブな色眼鏡で見たらいいじゃないか?となるんですが、ここに落とし穴があります。

私は大丈夫、大したことじゃないと過信しすぎると、マスクをしない、手を洗わない、不用意に人ごみへ出かけるなど、自分だけでなく他人にまで迷惑をかけかねない。

ネガティブな状況を無理やりポジティブに受けとめようとすると、現実を見誤って、その反動でネガティブサイドに落ちかねません。

 

引き寄せのコツは、ニュートラル

結局のところ、これは引き寄せのコツでもあるのですが、ニュートラルでいるのが一番、平穏で好ましい状況を体験しやすいです。

ニュートラルというのは、ポジティブでもない、ネガティブでもない、どっちの極にも偏らずに「中庸でいる」という心の姿勢。

 

たとえば、私たちはラクに立っている時、ニュートラルでバランスの取れた状態を保てています。

もし、今、駅のホームで電車を待っているとしたら、前かがみになっていたり、後ろにふんぞり返っていたりはしないですよね?

すっと真っ直ぐ、力みなく立っていると思います。

そのほうがラクですし、かりに前かがみになっているところで、後ろから押されたら危ない。

後ろにふんぞり返っている状態で前から人にぶつかられたら、転倒するリスクが高まります。

 

心の姿勢も同じで、ネガティブになっても、ポジティブになりすぎても、判断や行動に間違いが起きやすくなってしまう。

 

ですから、もし淡々と穏やかに、合気道の達人のごとく、すっとそこに立てていたら・・・、

つまり、ニュートラルで心のバランスが取れていたら、物事に振り回されず、柔軟でいろんな状況に適切に対処しやすくなるんですよ。

 

f:id:kidism:20200229184817j:plain

 

人は怖がりで、過信しやすい

・・・と、ここまで偉そうなことを書きましたが、私も先日、心が前かがみになっているのを実感しました。

電車に乗っていたとき、隣りの人が保菌者に思えて、息を殺して席に座っている自分がいたんですね。。

わたしはけっこう落ち着いて、フェアに物事を見られる性分だと思っていたので、我が身を守りたい、という抵抗しがたい衝動にショックを受けました。

 

人って弱いものです。

こういう社会不安が拡がったときほど、弱さが表ざたになることが増えていく。

 

また同時に、私たちはとても過信しやすい、うぬぼれやすい存在でもあります。

これは研究で実証されているのですが、人は自らの能力について、「私は平均以上に優れている」と90%の人が信じているそうです。

心理学の用語で平均以上効果と言うのですが、これほど私たちは自分を過信しやすい。

 

予想のつかない時代こそ、ニュートラルに

心のバランスが崩れて、過剰に怖がったり、また、過信しすぎたりすると、人はまさかと思うような行動を衝動的にとってしまうもの。

こうしたことは感染症のみならず、バブルなどの経済的な浮き沈みでも同様の現象が見られます。

 

ニュートラルな心持ちでいるのって、本当にむずかしい。

むずかしいんですが、こんな時ほど心がけていたい心の姿勢ではないかと強く感じます。

もし共感される方がいたら、まずは、今、わたしはもしかして、ニュートラルじゃないかもしれない・・・、と気づくことからはじめてみるといいでしょう。

 

人は過信しやすいし、怖がりやすいもの。
両極端のときが一番、判断を間違えやすい状態だということ。

と知ったうえで、「わたしは今、ニュートラルだろうか?」と自問してみてください。

 

ニュートラルじゃないと気づくことで、ニュートラルな状態へシフトするきっかけが生まれます。

何が起きるか予想のつかない時代ですが、どんな時であっても、とらわれのない心でいるほど、平和な現実を引き寄せやすくなりますよ。

 

Copyright© 2024 Yoshiyuki Kojima. All Rights Reserved.