結婚したいのかわからないと、無意識に結婚を遠ざけます。
こんにちは、小島です!
「あなたはなぜ、結婚したいんですか?」
私が独身時代にこんな質問をされたら、きっと口ごもったでしょうね。
(そ、そりゃあ、ひとりじゃさみしいし、誰かと一緒のほうが楽しいしさ・・・。)
また、結婚しないと世間体が悪い、まわりが結婚しろってうるさい、老後にひとりだと不安だ、なんてことまで、言ってしまったかも。
ここで気づくのが、「なぜ結婚したいのか?」と質問されたら、ポジティブな理由と、ネガティブな理由が出てくる、ということです。
そして、結婚したい理由がポジ寄りか?ネガ寄りか?で、引き寄せやすさに差が出てしまうんですよ。
あなたはなぜ、結婚したいのか?
誰かと一緒にいたほうが人生は楽しい、これはポジティブな理由です。
ひとりだと老後が不安だ、これはかなりネガティブな理由。
この例の違いは、感情言葉に隠れています。
楽しいか、不安か。
私たちの行動の裏には、ポジティブな理由と、ネガティブな理由が隠れているものです。
たとえば、転職なんかはその典型ですね。
「なぜ、あなたは転職したいんですか?」
面接官にこう尋ねられて、「職場の人間関係に疲れました、お給料が低すぎて耐えられません、毎日定時で帰りたいんです」、なんて、とても言えない・・・。
ウソでも、「御社で働くのが夢だったんです、自分の可能性をもっと試したいんです」などと、ポジティブな理由をアピールしますよね。
面接官だって、はじめから分かっている。
ポジティブな理由だけで、転職する人が少ないことくらいは・・・。
それでも、ポジティブな理由を見つけられる人が評価されます。
「あなたはなぜ、結婚したいのですか?」
結婚するのが当たり前の時代は過ぎ去りました。
ひとりでも十分に幸せでいられる社会環境は整いつつあるんです。
だからこそ、もしもあなたが本当に結婚したいなら、「結婚したい理由」をはっきりさせておいたほうがいいでしょう。
でないと、義務や不安だけで結婚して、後でつらくなるだけですから。
結婚は義務?それとも憧れ?
あなたにもポジティブな理由と、ネガティブな理由があるはずです。
もしかしたら、ネガティブな理由のほうが多くてガッカリ・・・なんて人もいるかもしれませんね。
でも、そのこと自体は気にしないでください。
年齢からくる焦り、取り残されていく不安。
若いころは結婚したい♪だったのに、だんだんと、結婚しなきゃ・・・になっていく。
それは自然なことで、みんな同じですから。
まずは、自分が「結婚すべき」「結婚しなきゃ」という義務感で、心がいっぱいになっていないかに注意しましょう。
義務感でいっぱいだと、不安だし、心配だし、恋愛や婚活が楽しくなくなってしまいます。
楽しくなければ当然、出会ってもデートをしても、うまくいきづらい。
結婚の焦りが垣間見えてしまったら、相手にとっては重い。
結婚を引き寄せにくくなってしまいますから。
あなたの夢や憧れをイメージしよう
ひとりじゃさみしいから、老後が不安だから、親が結婚しろってうるさいから。
結婚したい理由はひとそれぞれですし、正解も不正解もありません。
ただ、これが採用の場で、あなたが面接官だったら、ネガティブな理由だけを言う人材に魅力を感じるでしょうか?一緒に働きたいと思いますか?
この人と一緒に生きてきたい、そう思ってもらうには、もっとワクワクするような、夢や憧れを見せたほうが有利になります。
たとえば、誰かと幸せを分かちあいたい、家に帰ったら、ただいま!と言えたり、おかえり!と返してあげられる、そんな喜びを味わいたいとか。
いつかはチャーミーグリーンのような夫婦になりたい、とか。
チャーミーグリーンって、知ってます?
ライオンのキッチン洗剤ですね。
昔はこのCMが人気で、多くの独身男女がいつかは、「結婚したら、チャーミーグリーンのようになりたい」と憧れたものです。
老夫婦が手をつないで、街中で楽しそうに踊る、というほほえましいCM。
こういう老夫婦が実際にいるかどうかはともかく、こういう姿に憧れるって、ステキだと思います。
「ひとりの老後は不安だから・・・」よりも、「仲むつまじく老後を過ごせるパートナーが欲しい」のほうがずっとポジティブ。
ポジティブな理由が、幸せな結婚を引き寄せる
人間って、2つの理由からしか行動しません。
「不快や不満から、逃れるため」か、「快楽や喜びを、得るため」か。
ネガティブな理由は、行動するうえで大きな原動力になります。
誰だって、つらい状況から一刻もはやく抜けだしたい。
けれど、そればかりでは婚活はうまくいきません。
本音ばかりが透けてみえて、相手にガッカリされてしまいます。
「あなたはなぜ、結婚したいのですか?」
どうかポジティブな「結婚したい理由」をみつけてくださいね。
そして、育んでいきましょう。
結婚生活に夢や憧れがあると、心から積極的になれるし、結婚したら楽しいだろうな~と感じさせる人、にもなれる。
なにより、そのポジティブな理由が「幸せな結婚」を引き寄せる磁石になりますから。