こんにちは!小島です。
小1の娘が給食で、生まれてはじめて梅干しを食べたときのこと。
かなり酸っぱいと感じたらしく、「もう二度と食べない!」とかなり怒っていました。
これはやや大げさですけど、【メンタルブロック】ができた瞬間・・・。
メンタルブロックとは、心にわきあがる「抵抗感」のこと。
つまり、強烈な苦手意識ができてしまったようなんですね。
まぁ、梅干しでしたらさほど困りませんが、これが「お金」や「異性」、「恋愛」や「結婚生活」に対してできてしまったら、人生にどんな影響が出るんでしょう?
それらを味わいたくても、無意識に嫌だってと感じて遠ざけてしまうことになる。
ということで、この記事では「メンタルブロックのでき方、その原因」について基本的なところをお伝えします。
やっぱり、その人の経験の影響って大きいですよね。
お金を持ちつづけたくない
たとえば、「お金」のメンタルブロックができる原因の一例。
かりに子どもの頃、両親がお金のことでよくケンカをしていた、という体験をしたとしましょう。
当然、お金に対して嫌な思いを抱きますよね。
お金って人を感情的にさせるとか、家の中にトラブルを巻き起こすもの、お金って怖いなとか。
すると、その子のなかではこんな決意がわき上がるかもしれない。
「お金があると怖い、嫌な思いをする。こんな気持ちは二度とごめんだ。」
こんなふうにメンタルブロックができると、お金を稼いだり、貯金したり、お金を手元に置いておくのを怖いと感じたりするかもしれません。
また、十分に手に入れても、持ち続けることが嫌で浪費に走ったりもあり得ます。
異性と関わりたくない
今度は、「恋愛」のメンタルブロックができる原因の場合。
子どもの頃、男の子にいじめられた女の子がいたとしますね。
すると、その子のなかでは、「男の子なんて嫌い、もう二度と一緒に遊ばない」なんて決意が強くわき上がるかもしれません。
すると、やさしい男性を見ても接することを避けてしまったりして、その思いを修正するような機会に恵まれなかったりします。
その状態がずっと続けば、こんなメンタルブロックを抱えたままの女性になるかもしれない。
「男性は意地悪だ、怖い、関わりたくない。」
大人になったとき、「恋愛したいな、結婚したいな」と頭では考えるのだけれど、男性への怖れや怒りが潜在意識下でくすぶっているため、スムーズなコミュニケーションがとれなくなったりするんですよ。
あなたにもブロックはあるのか?
先ほどの原因については、あくまでも分かりやすい例として取り上げました。
実際には、メンタルブロックの中身やその原因は千差万別です。
ただ・・・、もし、あなたが「お金」「恋愛」「結婚生活」に嫌なイメージを持つことがある場合は、すこし過去を振り返って思い出してみてください。
もしもあったらと仮定して・・・、
子どもの頃、お金や恋愛や結婚生活をネガティブに感じるような出来事はなかっただろうか?と。
なぜなら、「もう二度と味わうのはごめんだ!」といった幼少期の決意が、大人になった今も、夢や願いを引き寄せられない原因になっていたりしますから。
メンタルブロックが軽い場合
メンタルブロックは大人になってから自力でも解消できます。
ブロックの重い、軽いにもよりますが、メンタルブロックが軽ければ、お金でも、恋愛や結婚でも、「ああ、意外と平気だ、いいものかも」と思える体験に恵まれると、そこでメンタルブロックが外れていきます。
告白されて、思いきって付き合ってみたら、意外と平気だったとかですね。
また、新しい見方や解釈を学び、ネガティブからポジティブな印象へ変わることもあるでしょう。
お金ってトラブルの元になると思い込んでいたけれど、お金って人を助けたり、豊かな経験を増やしてくれる道具なんだな~と知ったりとか。
メンタルブロックが重い場合
ただし、メンタルブロックが重い場合。
また梅干しの例で恐縮ですが、酸っぱかったから嫌いになったのと、食あたりを起こしたから嫌いになったのでは、恐怖感というか、苦手意識の度合いが違いますよね?
お金や恋愛、結婚生活へのメンタルブロックにも、重い、軽いの違いがあります。
体験の強烈さや、感受性の違いなどにより、メンタルブロックの度合いには人それぞれ違いがある。
それでも、くり返しわき上がる感情に直接アプローチすれば、メンタルブロックが重くても、次第に解消されていくんですよ。
「あ、平気かも」って思っていることは、努力が報われたり、チャンスに恵まれることが多くなるものです。
心理的な抵抗感がやわらぐと、そのやわらいだ領域の願いは叶いやすくなる。
もし、叶いにくいことがあるなら、メンタルブロックがないかどうか考えてみてくださいね。