愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

自分の限界を取り払ったとき、引き寄せは作動する

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先日、マトリックスという映画を久しぶりに見ました。
キアヌ・リーブスの代表作なので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。

かれこれ、15年以上前に作られた作品ですが、AI(人工知能)やVR(仮想現実)など、今、話題の要素が盛りだくさん。

そして、SFアクションにも関わらず、そのスピリチュアルな世界観に引き込まれます^^

 

私はこの映画を観ると、いつもハッとさせられるんですよ。

自分の限界を自分で決めてしまっている」のではないか?って。

 

自分の限界は、自分で決めている。
よく聞く、平凡なメッセージですよね。

でも、きちんと自分事として理解したとき、日常のモヤモヤや閉塞感など、さくっと吹き飛んでしまうかもしれません。

 

限界を決めると、願いに届かない

マトリックスの一作目に、こんな面白いシーンがあります。
(未見の人もいらっしゃるので、ストーリーには触れませんが・・・)

「主人公たちが仮想空間の中で、ビルの屋上から、30メートル先のビルの屋上へ飛び移る」というもの。

 

仮想空間なので、不可能はないはずなのですが、主人公は真っ逆さまに落下します。
なぜなら・・・、落ちることへの恐怖心があったから。

失敗したらどうしよう・・・という思いが強いと、夢や想像の世界であっても、人はビルからビルへは飛び移れない。

 

自分の限界を自分で決めてしまうと、本来、できるはずの能力があっても、願いに届かなくなってしまうんです。

 

もしも、あなたから「恐れ」が消えたら・・・

私には、それからあなたにも、叶えたい夢や目標や暮らしがあるでしょう。
けれど、胸のうちでこういう声も聞こえるのでは?

「どうせムリなんじゃないか」

「やっぱりダメなんじゃないか」

「今のままでもいいじゃないか」・・・と。

 

誰でも失敗は怖いですよね。
傷ついたらどうしよう、立ち直れなかったらどうしよう、そう考えると、モヤモヤの堂々巡りに。

考えすぎて、限界を作ってしまう原因は、私たちの中にある「恐れ」です。
いつでも恐れが、私たちの自由で豊かな人生を邪魔してくる。

 

こんな想像をしてみてください。

もし、一切の恐れがなくなったら、あなたは何をしますか?

もちろん、恐れをゼロにはできないとしても、今よりやわらいだら・・・?
人生の可能性がぐっと広がるのを感じませんか?

 

誰もが、これまでの体験や思い込みから、自分はこんなものだ、という限界線を引いています。

「私には幸せになる価値がないのでは・・・」と、ひそかに恐れている人がいます。「私の人生はこんなもの、今生はこれで十分」とあきらめモードにはまっている人もいる。

本当はもっと幸せになっていい、十分な素地を持っているように見えるのに。

 

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あなたの現実を生み出しているのは何?

じつは、「すでに十分である」という感覚は、豊かさを引き寄せる磁石になります。
充実感が、充足した現実を引き寄せ、欠乏感が、欠乏した現実を引き寄せるから。

ただし、その「もう十分」という感覚の裏側に、他人や周囲への恨みがましい気持ちがあるのなら、気をつけてくださいね。

もっと幸せになれる、いや、自分にはムリだという葛藤のはざまで、無意識に限界線を引こうとしているサインなんです。

 

もちろん、人生に不可能はない、という夢物語を叫ぶつもりはありません。
私たちが暮らす世界には制約があり、仮想空間ではないので。

それでも、「自分で限界を決めているのでは?」と気づくだけでも、お金であれ、愛であれ、今、思っている以上のことを経験できるでしょう。

 

「心」が「行動」を生み、「行動」が「現実」を作り出します。

そして、今のあなたの「現実」は、あなたが勝手に限界線を引いた「心」が生み出しています。

 

自分の限界を決めない

幸せを求めるうえで、あなたは何が怖いですか?

失敗すること、人から笑われること、自分の力のなさにがっかりすること、・・・他にもいろいろありそうですね。

恐れの感情はしっかり向き合うと、やわらいでいきます。
人は慣れ、順応できる生き物。

まずは自分の中にどんな恐れがあるかに気づきましょう。

私たちは何歳になっても、自分の限界線をゴシゴシと消しゴムで消すことができますよ。
もっともっと自由に生きられるんです。

 

マトリックス、興味があったらぜひご覧くださいね^^
とくにマトリックスの一作目。

自分の限界を決めない」ことの大切さが、感覚的に理解できるかもしれません。

SFアクションですが、男女の愛も物語のキーになっていて、主演のキアヌもかっこいい。
男性だけでなく、女性でも十分に楽しめると思いますので。

 

ちなみに・・・、監督したのはウォシャウスキー兄弟でした。
が、時を経てふたりは性転換し、今ではウォシャウスキー姉妹になっているそう。

さすがに彼ら(いや、彼女ら)の人生にも限界がないようですね^^

自分たちは男だと思っていたが、実は女であったと気づいた彼らの行動は、示唆に富んでいます。

 

長年持ち続けてきた「私はこんなものである」という思い込みは、いつでも「私には別の新しい可能性がある」という、ドラスティックな変革が誰の身にも起こり得るということです^^

 

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