友達への嫉妬をやめたら、もっと幸せになれます。
こんにちは、小島です!
「どうして彼に、あんな可愛い嫁さんができたんでしょうか?」
初対面の男性が、私に問いかけてきたセリフです。
その男性とは、ある後輩君の結婚式で出会いました。
同じテーブルで、あれこれと話が弾み、お酒も入っていたためでしょう。
冗談とも聞こえますが、その口ぶりから、けっこう本心で言ってるなと私は感じたんですね。
人は嫉妬をするものですが、放っておくと、自分の幸せを遠ざけます。
もしも友達への嫉妬をやめたいなら、スピリチュアルな呪文をひとつ試してみてください。
友達とは、嫉妬しやすい対象
そもそも、どんなに嫉妬深くても、どこかの国に王族やハリウッド女優に嫉妬するのは、ものすごくハードルが高いですよね。
比べる前に差がありすぎて、比べる気持ちがそもそも起きない。
ところが・・・、友達や同僚、後輩とか、自分と同じくらい、もしくは自分よりは下だろう、なんて勝手に位置づけてしまった相手が、自分よりも幸せそうに見えたら・・・、ちょっとガマンならなくなる。
人が嫉妬しやすい相手は、自分と同じくらいか、自分より下だと感じている相手です。
たとえば、友達や同僚、後輩とか。
私たちのエゴは、つねに誰かと比較し、自分の存在を守ろうとします。
明らかに差があるなら諦めがつきますが、ちょっとの差だと感じたなら、負けるわけにはいかなくなる・・・。
じつにバカバカしい話ですが、嫉妬は誰のなかにもある心の機能不全です。
嫉妬するのは当たり前
友達が自分よりも幸せそうに見えたら、誰でも嫉妬します。
もし友達が先に結婚したら、どんなに仲が良くても嫉妬はわくでしょう。
逆に、あなたが結婚すると、今度はあなたが嫉妬される側になる。
冒頭の後輩君に子供ができたとき、奥さんからこんな話を聞きました。
先に結婚した女友達がまったく祝福してくれなかったと・・・。
その友達にはまだ子供がいなかったんですね。
こんなふうに、人間は嫉妬します。
未婚のときは、さきに結婚した友達に嫉妬する。結婚したら、先に子供を産んだ友達に嫉妬する。一人生んだら、2人生んだ友達に嫉妬する。・・・キリがない。
ときどき、「友達の幸せに嫉妬している自分のことが、嫌でたまらない」という人がいます。
嫉妬をやめたい、でも止められない。そんな自分に耐えられなくて、余計にしんどくなっていく。
「悔しい、ずるい、どうしてあの人ばっかり・・・」
けれど、そんなふうに感じてしまう自分を責める必要はないんですよ。
人間にとって、嫉妬するのは当たり前。
嫉妬したり、嫉妬されたりは織りこみ済みで生きていくだけ。
私が嫉妬して当たり前なら、もしかりに誰かに嫉妬されても、許せるようになります。
友達への嫉妬をやめたいなら・・・
そのうえで、友達への嫉妬をやめたい、もっと幸せになりたい、自分を好きになりたいと思ったら、こんな方法を試してみましょう。
嫉妬してしまう友達に向けて、そっと心の中で呟いてみる。
「この人に、すべての良きことが、雪崩のごとく起きます。」
斉藤一人さんという億万長者が広めた、呪文です。
自己啓発やスピリチュアルな人たちの間で、一時期、とても流行りました。
つい、「悔しい・・・」「相手を引きずり下ろしたい」と思わずにはいられないかもしれませんが・・・、結局、他人に感じている気持ちは、まわりまわって自分に返ってきます。
潜在意識は他人と自分を区別しないから。
他人の幸せにダメ出しすると、「私はその幸せを体験したくありません!」って、自分に向かって宣言することになるんですね。
つまり、無意識に幸せを遠ざけてしまう。
友達への嫉妬は、あなたから幸せな体験を奪ってしまうんです。
あなたにもその幸せを体験する価値がある
友達に嫉妬してしまう自分を責める必要はありません。
ただし、嫉妬を放置するか、嫉妬をやめて幸せになるかはあなたの選択。
他人の幸せを肯定し、祝福する習慣がある人は、「私にも同じ幸せを体験する価値がある」と信じられるようになります。
その満たされた感覚が、あなたに幸せをもたらす磁石となる。
嫉妬か、幸せか。
その選択は、今この瞬間からはじまっているんですよ。
ちなみに・・・、
既婚の友達に嫉妬すれば、結婚を遠ざけます。
お金持ちの友達に嫉妬すれば、お金を遠ざけます。
その友達のようにはなりたくない、と潜在意識に伝えているようなものだから。
もし、つい嫉妬してしまう友達を見つけたら、先ほどの呪文を唱えてみましょう。
くり返し、くり返し何度も。
少しずつ、嫉妬心がやわらげられますよ。
そしえそのうち、あなたも同じ幸せを手に入れていい、と思えるようになっていきます。