愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

感謝できる人はスピリチュアル的に何が違うか?

感謝できる人 VS 感謝できない人の違い。

 

こんにちは、小島です!
クライアントさんからこんなご質問をいただきました。

 

Q.苦しい毎日で、つい不平不満ばかりたまっています。

感謝しなきゃ!と思って気をつけるのですが、また不平不満にもどってしまいます。

感謝溢れるような意識で過ごすには、どうすればいいでしょうか?

(GAさん、女性)

 

感謝すると人生変わる、運気も上がる。だから日々、感謝を心がけているんだけど、すぐに忘れてしまう。なかなか習慣づかないという話は本当によく聞きます。

感謝しつづけるってむずかしい・・・。

 

この記事では、感謝できる人と不平不満ばかり言う人の違い、そして、感謝しつづけるためのスピリチュアルなコツもお伝えしますね。

ポイントは、「方向づけ」です。

 

 

 

なぜ、感謝したほうがいいのか?

 

スピリチュアルでは、「感謝」の話がよく出てきます。

感謝が引き寄せに効く、感謝の気持ちを持つと人生が好転する。
「ありがとう」をくり返し唱えましょうとか。

 

たしかに、感謝には現実を変える力があります。

目の前のこと、身の回りの環境、今体験している現実に感謝できるということは、心にストレスがない状態。

心が軽ければ波長も高いので、感謝の気持ちであふれていると、物事はスムーズに運びやすい。

そのおかげで、思いもかけないミラクルな展開が起きたりもします。
つまり、運が良くなる。

 

ただ・・・、なかなか感謝の気持ちって、心がけても続かないですよね。
気を抜くといつのまにか、感謝を忘れてしまいがち。

たとえば、親に対して育ててくれたことに感謝しろ!なんて言葉も、道徳的には理解できても、不平不満のほうが強くなっていたりして。

その根底には、感謝 VS 不平不満のスピリチュアルな葛藤が隠れています。

 

私たちの感謝が続かない理由

 

目の前にあきらかに感謝できること、出来事があれば、感謝もしやすい。
でも、現実にはそうもいかず、むしろ腹の立つこと、悲しくなるようなこともたくさん起きています。

そうなると、感謝しようにも不平不満のほうがたまるばかり・・・。

感謝がいいとわかっていて、心がけているのに、つづかない。
これが、感謝を心がける人のジレンマです。

 

ではなぜ、私たちの「感謝」はいともたやすく、「不平不満」に負けるのか?

こちらの図をご覧ください。

 

↑ どっちの円が気になりますか?

 

たとえば、3年つづいたコロナ禍。
仕事を失ったり、病に苦しんだり、世界中でそんな人たちが増えてしまいました。

そんななかでも無事に暮らせているのはありがたいことだな~、とは頭では分かるものの・・・、

実際のところ、すごく忙しかったり、職場の人間関係やら、成果へのプレッシャーやら、はたまた家族との不仲なんかで、とても感謝の気持ちになんかなれない。

 

感謝 < 不平不満

 

私たち人間はエゴという意識次元によって、「欠けていることによく気づく」ようになっているから。

 

・・・


私たちは放っておくと、不平不満の種を見つけます。
これは誰もが抱えているエゴの働きであり、エゴは「何かが欠けている」という感覚で動いているので、どうしても感謝より不平不満に意識が持っていかれてしまう。


感謝したくてもできない、続かない。放っておくと不平不満にまみれてしまうのが人間。

これが私たちの習性であることを理解してください。

 

 

あなたの潜在意識はクリアですか?

 

年を重ねるほど愚痴っぽくなる人がいます。
聞かされる周りも大変ですが、何より本人がつらい。

毎日が楽しくないですからね。

じつは私たちが日々、感じている不平不満は放っておくと、潜在意識にどんどんたまっていきます。

 

どんな感情も放っておけば消えるわけじゃない。
適切に対処していないと、これまでの何十年分の思いが潜在意識下で残り続けることもある。

 

たとえば、イヤな気持ちを感じたら、無視する、なかったことにする。
こうした心の姿勢でいると、似たような感情が雪だるま式に積み重なっていき、年齢を重ねるほどに、不平不満への衝動が強くなります。

どんどん、感謝できない人になっていくんですね。

 

ですから、潜在意識にたまった感情のごみはクリアにする。

でないと、感謝しようとがんばっても、ごみの影響力のほうが強く、感謝しつづけることがむずかしくなるので。

 

感謝できる人になる方法

 

ここまでで、感謝できない、感謝がつづかない二つの理由をお伝えしました。

  • 欠けていることによく気がつく
  • 潜在意識はクリアですか?

これらを踏まえて、感謝できる人になるためにできることを二つ、ご紹介します。

 

①感謝へ関心を向けるために

 

毎晩、3つ、その日のよかったことをメモする。

出来たこと、ラッキーだったこと、なんでもいいです。

この効果は科学的にも証明されていて、三ヶ月もつづければ、不平不満ばかり言う人ではなく、感謝できる人になりやすくなりますよ。

 

あなたの関心を、感謝のほうへ「方向づける」ということです。

 

 

②潜在意識をクリアにする

 

そして、感謝できる人になる方法、その二つ目。


潜在意識下の不平不満をクリアにしよう

 

ため込んでいるイライラやモヤモヤをちゃんと吐き出して、潜在意識をきれいにする。

たとえば、自分の思いに気づき、言葉にする。
人に話してみたり、書いてみたり。抱え込んでいる感情をしっかり解き放てると、どんどん感謝できる人になっていきます。

 

具体的な方法はこちらをご参考ください。

潜在意識にたまったイライラやモヤモヤをクリアにする具体的な方法をご紹介しています。

 

 

 

いつも感謝できなくていい

 

ちなみに・・・、

「感謝しなくちゃ」と思いすぎると、逆に波長が下がってしまいます。

 

感謝できない自分にガッカリしたり、責めてしまったり。
また、感謝が足りない他人を見て、イラ立ったりとか。

 

私たちは不平不満をためやすい生き物です。
だから、いつも感謝できなくたってOK。

感謝はステキな心がけで効果もありますが、ちゃんとできない自分のことも許してあげてくださいね。


意識が整ってくれば、感謝は勝手にあふれてきます。
もちろん、現実も変わりはじめますから。

 

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