「しょうもな、私・・・」ってズルズル落ち込むこと、ありませんか?
こんにちは、小島です!
あなたは失敗したとき、自分を責める人でしょうか?
人に迷惑をかけたり、ガッカリさせてしまった時、ずっと自分を責め続けてしまったり・・・。
人によっては数秒で切り替えられる、一晩寝れば忘れられる、なんて人もいますが、大半の人は引きずるし、自責の沼からなかなか抜け出せないものです。
くよくよ自分を責めると、波長が下がります。
ネガティブな感情は波長が低いから。
状況がますます悪化し、引き寄せる現実もドツボにはまります。
・・・何とか、抜け出すきっかけを見つけたいですよね。
自分を責めるよりも・・・
うっかり忘れものをした、余計ない一言で誰かを怒らせた、やると決めたことができなかった・・・。
私たちは自分を責める材料に事欠きません。
でもこんな時、自分を責めずに、波長を落とさないことを心がける。
そのほうが状況が好転しやすいし、なんなら奇跡だって起きます。
そんなエピソードをこれからご紹介しますね。
がくっと落ち込んでいたのに、なんと私、おにぎりを拾ったんですよ。
・・・
あの日は週末でした。
私は誰もいない雑居ビルの廊下にたたずみ、ひとり待ちぼうけ。
「あれ、おかしい、誰も来ない・・・」
趣味で通っている音楽教室のレッスン日、のはずが、先生や他の生徒がいないんですよ。
もしや・・・とスケジュールを確認すると、ああ、勘違い。
私の確認ミスで、一週間、予定がズレてたんです。
(ああ、なにやってんの~!)
自分を責めながら、帰り支度をはじめる私。
ここまで1時間、自宅へ戻るのにもう1時間。
電車賃は往復1,000円。
本当に心から、(うわ、しょうもな・・・)と情けない気持ちになりました。
でもですね、前にもこんなことあったな~、なんなら、これで3回目くらいかな~、
なんて思い出したら、フフっと、何だかおかしくなってしまって。
・・・
《ある言葉》が頭をよぎり、波長がふっと切り替わったと感じたんです。
自虐と後悔から、受容とリラックスへ。
自分を責める低い波長から、自分を許す高い波長へ。
そのおかげか、家に帰る電車のなかで、とても面白いことが起きたんですよ。
自責をやめる、スピリチュアルな呪文
私は好きな音楽を聞き、シートに腰かけていました。
すると目の前に、おむすびが転がってきたんです。
ラップに包まれた、丸っこい、黒のりのおむすび。
向かいのシートに座っていたおじいさんが、立ち上がるときに落としたんですね。
ボテっ、コロコロ。
しかも、気づかずに立ち去ろうとしていたので、私はおむすびを拾って、手渡したんです。
「落としましたよ。」
少しほんわかしたおむすびが、見知らぬ者同士の手から手へ渡っていく。
「ありがとうっ」
その瞬間、おじいさんと何だか通じ合った気がして、幸せな気持ちになったんです。
あー、今日、この瞬間、この電車に乗っていてよかった。
こんな暖かくて、面白い体験をさせてくれてありがとう!
人生初でおむすびも拾えたし、今日、勘違いして出かけてきてよかったな~って。
30分前までは、自分、しょうもな!って自責していたのにね。
ふっと気持ちが軽くなった瞬間、私の脳裏に浮かんだのはこんな言葉。
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ま、いっか。
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すっごくシンプルなんですけどね・・・、これ、けっこう効きます。
現状を否定せずに、丸ごと受け入れる言葉ですから。
ダメな自分でもいい
失敗したり、周りに迷惑かけたり・・・。
こんなとき、私たちには二つの選択肢がある。
ひとつは、こんな私ではいけないと、自分を責めること。
そしてもう一つは、こんな私を受け入れること。
どっちがスピリチュアル的に波長が高いでしょうか?
自分を責めていると、ネガティブな感情にとりつかれ、波長が下がります。
波長が下がると、余計にしょうもないことが起きる。
負の無限ループ。
あなたにもきっと、そんな経験があると思うんです。
でも、そこでダメな自分を許せたら、笑えたら・・・、波長は上がりますよ。
思いもかけず、状況が面白いほうへ転がりはじめることがある。
くり返しますが、放っている波長と共鳴する現実を私たちは引き寄せます。
これはスピリチュアルの基本法則。
自責か?自己受容か?あなたはいつもどっちを選んでいますか?
いつも自分を責めがちなのをやめたいなら・・・、自分に厳しすぎやしないかと疑ってみましょう。
あなたのその感じ方は、もしかしたら当たり前ではないかもしれません。
たとえば、幼い頃、あなたへの親の態度は厳しかったですか?
もしそうなら、ちゃんとできない自分を責めるクセがついてしまいます。
理想や完璧さを求められ、いつしか自分で求めるようになると、どうしたって自分を責めがちになるから。
少しずつ、ダメな自分を許しましょう。
子供のいたずらを微笑ましく眺めるように、自らのいたらなさを包み込んでください。
そんなことムリだよと感じるなら、
まずは、「ま、いっか」ではじめの一歩を。
張り詰めた心がほぐれ、もっとしなやかに生きられますから。
自分を許して、しなやかに対処する
もちろん、
→ ま、いっか
→ また同じミスをする
→ ま、いっか
だと、いろいろ困りますよね。
仕事、恋愛、人付き合い・・・、あれやこれやで何も進歩がない。
でもそもそも、自分を責めなくたって状況は改善できるんです。
「ダメな自分を責めれば、状況が改善する」
これは間違った思い込みなので。
・・・それよりも、
「ま、いっか」
そうやって心をほぐすと、波長が上がります。
自分を許したうえで、「さて、どうしようか?」と考えるとき、誰のことも責めずにすむ、しなやかな対処が思いつく。
むずかしそう、と思うかもしれませんが、こうした心の姿勢は、後から身に着けられるものです。
・・・
ちなみに、帰宅してから、勘違いで出かけたことを小5娘に話しました。
すると、「何やってんの?電車代のムダじゃん」って。
ええ、それはごもっとも。
「でもね、そのおかげでおむすび拾ったよ」と話したら、「おむすびころりん、みたいだ!」って面白がってくれました。
おむすびを拾うって、昔話みたいですよね^^
自分を責めない、波長を落とさない。
肩の力を抜いて、一瞬一瞬を楽しんでいきましょう。
「ま、いっか」
それだけでも、私たちが引き寄せる人や、出来事の質は変わりますから。