愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

シンデレラのように「豊かさ」を感じて、引き寄せるコツ

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こんにちは!小島です。

引き寄せの法則」で、こんな言葉を聞いたことはありませんか?

豊かさを感じるから、豊かさを引き寄せる」

 

私たちは「心のあり様」と同じ類のものを、モノや人や出来事として引き寄せます。
ポジティブがポジティブを呼び、ネガティブがネガティブを呼ぶ。

ですから、お金であれ、愛であれ、豊かさを引き寄せるためには、すでに豊かさを感じていなければなりません。

 

と、ここでひとつの疑問がわきあがるんですよね。

まだ豊かでないのに、どうやって豊かさを感じるのだろう?

実際は不足しているのに、「ああ、ありがたいな~、幸せだな~、満ち足りているな~」と感じるのはむつかしい。

はて、どうすれば・・・?

 

物事の最小単位に感謝する習慣

「まずは豊かさを感じましょう!」というアドバイスを間違って受けとめ、ムリをして高級な物やサービスを買ったりする人がいます。

そして一時、豊かになったような気持ちになるものの、日常に戻れば、現実とのギャップでガッカリしたり、かさんだ出費に苦しむという結果に・・・。

 

じつは豊かさを感じるために、お金をたくさんかけてラグジュアリーな体験をする必要はありません^^

本当に大事なことは、「今、すでにある豊かさにきちんと目を向ける」こと。

今ある豊かさを意識することで、さらなる豊かさを引き寄せやすくなります。

 

そのために役立つのが、「物事の最小単位に感謝する」習慣です。

 

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たとえば、お財布の中にある一円玉に感謝してみる。

一円玉を取り出すか、頭の中で想像して、「ありがとう」って、くり返し呟いてみましょう。

バカらしいなと思っても構いません。
でも、やってみると不思議に「ありがたいな~、豊かだな~」という気持ちになれますよ^^

 

豊かさが自分の外側にあると感じていると、いつも欠乏を体験します。

豊かさはすでに私たちの中にある。
もちろん、お財布の中にもあります。

え、1000円しかない?・・・いいですね、1000円もあるじゃないですか。

冗談でも気休めでもなく、誰もが今、この瞬間、豊かさに囲まれています。

 

シンデレラのように「豊かさ」を感じる

シンデレラの物語はご存じですよね。
不遇から一発大逆転、人もうらやむ愛と暮らしを手に入れるサクセスストーリー。

彼女はたぶん、どんなときも、豊かさを感じていたと思うんです。

 

うす汚れた洋服に身を包み、継母と姉たちから不当に扱われても、シンデレラは身の回りにあるものを大事していました。

美しいドレスはなくても、古い服を縫い直してドレスを作る。
心許せる家族がいなくても、家に住み着くネズミたちと仲良くしている。
立派な仕事じゃなくても、目の前の雑用を一生懸命にやっていました。

 

シンデレラは身の回りにある小さなものを慈しみ、大切にしている。
それこそが「豊かさを感じて、豊かさを引き寄せるコツ」。

育てたカボチャは、馬車になる。
仲良くしていたネズミは、四頭立ての馬に。
仕立て直した古い服は、豪奢なドレスに。

 

メジャーリーガーのイチロー選手も常々、こう言っています。
大記録は1本のヒットの積み重ねであると。

 

大きなものは、小さなものからできている。
ひとつひとつ、小さなことを大切にすると、それは大きなうねりとなって、私たちのもとにギフトとして引き寄せられてくるんですよ。

 

今ある豊かさに目を向けましょう。

そのためにはまず、豊かさを感じる基準値を下げてみる。

「一円玉を粗末にする人はお金持ちになれない」という言葉を知っていますか?

これはケチになれ、がめつくなれ、という意味ではなく、「物事の最小単位を大切にしているか?」という問いかけです。

小さなことに感謝できる人は、大きなことにも感謝できる。
でも、その逆はありませんから。

 

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豊かになるのを、待つ必要はない

お金の話をしてきましたが、愛についても同じですよね。

ちょっとした小さな、誰かの心遣いに感謝できない人に、いったい誰が大きな愛情を寄せてくれるでしょう。

100本のバラでプロポーズされる前に、1本のバラから豊かさを感じてみてください。

 

たとえば、あなたが魔法使いのあばあさんだったとします。

シンデレラが「わたしは豊かじゃない」と、不平だらけで暮らしていたら、あなたはシンデレラを助けたいでしょうか?

魔法の杖を振りますか?

 

もちろん、誰にでも不平や不満はありますし、現実を歪めて受け入れようと勧めているわけじゃありません。

ただ・・・、どんな状況であれ、感謝できることって少なからずある。

どんなに頼りなく思えても、その小さな豊かさを、大きな豊かさを引き寄せる呼び水として活かしましょう。

豊かさを感じるために、豊かになるのを待つ必要はないですから。

 

「ない」より「ある」に意識を向けよう

なぜか、わたしたちには「不満に感じていれば、それがいつか満たされる」という誤った思い込みがあるものです。

お金や愛が足りないことを恨んだり、心配しても、それらを引き寄せることはできません。むしろ、さらなる欠乏を体験するだけ。

 

「ない」よりも、「ある」に意識を向けましょう。
今、身の回りにある豊かさにフォーカスしてください。

銀行口座に一千万円あったら安心ですか?一億円あったら満足でしょうか?
どこまで手に入れたら、豊かさを感じられますか?

 

もしも今すぐに豊かさを感じたいなら、物事の最少単位に感謝してみる。

ほんの少しでもいいので、財布の中にある一円玉や、誰かの小さな好意や親切に意識を向けてください。

それだけでも、「ない」から「ある」ことに感覚がシフトします。

金額や量の多少は問題ではなく、ただ、「ある」という豊かさの感覚が、豊かさを引き寄せてくれるんですよ。

 

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