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親に似た人を好きになる心理学的理由

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こんにちは、小島です!

「親に似た人を好きになる」という話をよく聞きます。
単なることわざではなくて、心理学的にもちゃんと理由があるんですよ。

親族などを見回すと、確かにそうだな~と納得できたりするから真実味は高い。

 

とはいえ、必ずしもではないし、また親に似た人を好きになることのメリットとデメリットもあります。

すでに結婚している人も、これから結婚を考えている人も、私の恋愛のストライクゾーンはどこにあるんだろう?って一度くらい考えたことがあると思います。

でもじつはあなたの好みって、ただ、親や環境の影響である可能性も・・・。

 

この記事では、親に似た人を好きになる心理学的理由と、好きになるタイプを変えたい場合の対処法についてご紹介します。

結局、親の影響って生涯つづくんですよね。

 

 

「好みのタイプ」と親からの影響

 

「家、ついて行ってイイですか?」ってTV番組、知ってます?
駅で終電を逃した人に、タクシー代を払うから自宅を見せてくれ!とスタッフが押しかけるんです。

他人の部屋って、ちょっとドキドキしますよね。
住んでいる人の人生を、のぞき込むような感覚がある。

 

以前、その番組にシルベスター・スタローン大好き♪という25歳の女性が登場しました。

マッチョな老齢のアクション俳優ですよね。
家には彼のポスターやフィギュアやポスターが、飾られていて、映画のDVDを観ながら号泣。好きすぎて、「現地妻になりたい♪」とまで言うほど。

 

でも、番組が進むにつれ、彼女の変わった好みの理由が明らかになります。

幼くして生き別れたお父さんの風貌が、彼に似ているんですよ。
彼女も自覚していて、彼がお父さんの代わり、なんですね。

 

彼女も、人生になくてはならない、心の支えだと言ってました。
芸能人を好きになるのは構いませんが、もし、それが理想の男性像にまでなるとなかなか厄介に。

恋人の基準が特定のハリウッドスターに似ているかどうかでは、ストライクゾーンが狭すぎますからね・・・。

 

なぜ、親に似た人を好きになるのか?

 

もちろん、実際の彼女の恋愛は違うかもしれませんが、いわゆる私たちの「好みのタイプ」って、少なからず親の影響を受けています。

そこには遺伝とか生来の気質だけでなく、後天的な要素も入っている。

 

なぜ、私たちは親に似た人を好きになるのか?
そこにはこんな心理学的な理由があるようです。

 

本当に父親を好きな娘の場合、父親のいいところが似ている男性と結婚することが多い。父親と同じ安心感や信頼を与えてくれる男性だからである。この場合は、父親と顔や雰囲気が似ていることもある。

一方、父親を嫌う娘の場合は、父親の悪いところが似ている男性と結婚することが多い。

(「娘の結婚運は父親で決まる」岩月謙司 著)

 

親のことが好きな子供の場合、親から得ていたポジティブな感情を、今度は恋愛対象の人に求める。
馴染みのある、幸せな感情を味わう確率が高いですから。

その反対に、親のことが嫌いな子供の場合、親から得られなかった感情を、今度は恋愛対象の人に求めることもある。

しかも、親とよく似た人、つまり同じような欠点を持った人から、リベンジで取り戻そうとするイメージです。

 

・・・むずかしい話はここまでにして、

 

あなたがこだわる「好みのタイプ」に、ご両親の影響はありますか?

パートナーに求めるものが、じつは親から得られなかった愛情の代用だったりもします。
個人的な生理的な好みだと思っていたものが、親への憧れや執着、反発からできあがっていることもあるんですよ。

 

あなたの人生は「誰」基準ですか?

 

ところで、うちの妻は、私の母親に似ていません。
逆ってこともないけど、近いってこともない。シンプルに自分に合った人を好きになった気がします。

母親への葛藤が少なかったので、あまり影響を受けずに済んだのでしょう。

ちなみに、男性の場合は女性ほどには、異性の親の影響を受けないという話も。

 

では、ちょっと女性にお聞きしますね。
お父さんみたいな人と結婚したいですか?それとも絶対にイヤ?

今度は男性にお聞きします。
お母さんみたいな人と結婚したい?それとも絶対にイヤ?

いずれにしろ、親を基準にしているかぎりは、人生も結婚も不自由なままですよね。

似ていても似ていなくても、どっちでもいい。
そういうふうに思えたら、ストライクゾーンがぐっと広がります。

 

うまくいかない恋愛をくり返していた人が、突然に幸せな出会いを引き寄せる。
そうした外的な変化には、その人の心情的な変化がきっかけになります。

たとえば、好みのタイプが変わり、今まで眼中になかった人の素敵さに気づくとか。

 

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いつも似たような人を好きになって、同じように失敗する人がいます。
原因が分からず、なかなか負のループから抜け出せない。

そんな時は、親に似た人ばかりを好きになっていないだろうか?と問いかけてみるといいかも。


親に愛されたかった思いを、恋人に求めていないだろうか?とか、そんなふうに親の影響を疑ってみると、そのループから抜け出すきっかけになります。

とっくに巣立ち、経済的に自立していても、心理的にはとらわれたままの人もいる。

 

親を理解し、許すことで、私たちは完全に自立します。
親の軸ではなく、自分軸で生きられたら、新しい次元の出会いを引き寄せやすくなりますよ。

 

親の影響を抜けだすと、好みのタイプも変わる

 

私の恋愛に親なんか関係ない、って思うかもしれません。
どんな人を好きになるのか?どんな恋愛をするのか?そんなことまで親に影響されてしまうのかと、反発心がわくこともあるでしょう。

 

けれど、私たちが生まれてはじめて深く付き合った相手が、だいたいはお父さんとお母さん。

その親から人との関わりを学び、その影響は心の中に今もどっしりと居座っています。

それが良きものなら感謝し、役に立たないものなら手放したほうがいい。
すると心がスッキリして、私たちは本当の自分へと戻ります。

 

親に似た人を好きになるのは、そもそも普通のことです。
親に嫌われたら、子供は生きていけないので。

どういう親であっても、私たちは好きにならざるを得なかった。
ただ、そのままでいると、親のよくないところが似た人をいつも心惹かれたりする。

 

私は親から、どんな影響を受けているのか?

まずはそこに気づくことから始めましょう。

親の影響から抜け出すと、これまでとは違った人生が動きだします。
好みのタイプが変わったり、恋愛のストライクゾーンが広がったり、真の意味であなたに適したパートナーが見つかりますよ。

 

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