自分の価値観を知ると、ムリせず生きられます。
こんにちは、小島です!
私のクライアントさんには、クリエイティブな仕事をしている人がたくさんいます。
デザイナー、作家、ライター、パフォーマー、などなど。
また、プロではなくとも、音楽活動や絵画、漫画を描くといったアーティスト系が多いんですね。
何もないところに感性というフィルターを通じて、何かを生み出そう、表現したい!という思いの強い人たちです。
でも、これまたじつに多くの人が似たような悩みを抱えています。
「自分のやりたいこと、表現したいことが分からなくなった・・・。」
生み出す作業というのは、孤独で抱え込みやすいもの。
ひとりで方向性に迷ったり、生みの苦しみを通り抜けたりしなければならないですからね。
そんな迷えるアーティストや仕事人たちにとって、暗闇から抜けだすための道標となり得るものがあります。
それは、・・・「価値観」。
価値観を知ることで、ぶれない自分で生きやすくなります。
ぶれない自分で生きるために
価値観というのは、「何を大切にして生きてきたか?」「何を大切にして生きていきたいか?」
たとえば、私にはこんな価値観があります。
愛、自由、創造性、本質的、表現。
人は価値観にそって生きている時ほど、充実を味わい、エネルギッシュに行動できるもの。
私も上記の価値観にそって、基本的には無意識に日々の活動を行っています。
そして、ストレスなく色んなことがうまく回っているときほど、こうした価値観とぴったり一致した行動を取っているんですね。
私は人に押し付けられたルーティーンワークだったり、誰かと誰かの間をつなぐ調整役、管理者のような役割だと、モチベーションがどんどん下がってしまう。
それよりは、今もこうしてやっているように、自分が感じたことを言葉にして表現したり、誰かが自分らしい人生をクリエイトするのを見るのが好きなんです。
ムリにモチベーションをあげようとしなくても、自然に、自動的に、やる気がわき上がってくる。
「自分がどうしたいのか?」が分からなくなったときは、これらの価値観と照らし合わせます。
ぶれやすい状況でも、ぶれない自分でいられるんですね。
あなたは価値観にそって生きていますか?
「何を大切にして生きてきたか?」
「何を大切にして生きていきたいか?」
この答えは人それぞれ。
誠実、忠実、親切、といったことを大切にして生きている人もいれば、リーダーシップ、影響力、チャレンジ、といった生き方を貫いている人もいるでしょう。
安全、信頼、平和、善良さ、に重きを置く人もいるし、自由、型破り、刺激、冒険、を求めて生きる人もいますよね。
価値観が正しいとか間違っているとかはありません。
他人がどういう価値観で生きているかなんて、ささいなこと。
それよりもっともっと大事なのは、
今、あなたが自らの価値観にそって生きているか?
分かりやすい例だと、これから就職先、転職先を選ぶとします。
そんな時、自分の価値観と一致していない業界、会社、働き方を選んでしまうと、いつかどこかで、理由も分からずにモチベーションが下がったりするかもしれない。
有名だから、給料がいいから、福利厚生がいいから、という理由オンリーで働き方を選択してしまうと、たまたま自分の価値観に合っていればラッキーで・・・、
すり合わせたくても合わせようがないほど違っていたら、すごくつらい思いをすることになる。
人生に迷っても、ぶれない人の特徴
あなたは価値観にそって生きていますか?
いつでも、ぶれない自分でいられるでしょうか?
価値観を知ると、生き方がずいぶんスッキリしますよ。
何かを選択しなければならない時、「価値観」がブレない自分でいるための判断基準になってくれますから。
いい会社が見つかった。
給料もいい、待遇もいい、これまでの経験も活かせそうだ。
でも本当は、もっと世界を良くするような働き方をしたいと思っていた。
ここに就職すれば、家族や両親もきっと喜んでくれるはずだ。
でも、・・・それで楽しいんだろうか。
もっと、自分らしく働きたい!
自分の持っているものを存分に生かしたい。
「能力」や「実績」だけでなく、何を大切にして生きるか?という「価値観」も生かしたい。
私たちは日々、何かを選択し、行動に移します。
その無数の選択と行動が、私たちの現実を作りだしている。
たとえ人生に迷った時でも・・・、
ぶれない人は、自分の内側に確固たる判断基準を持っています。
ぶれない自分になる、「価値観」の見つけ方
ぶれない自分になるために、簡単な「価値観の見つけ方」をご紹介しますね。
ただ、下記のサンプルリストから、自分にしっくりくるものを選ぶだけ。
1個でも、3個でも、5個でも好きなだけ。
心の針がピンとふれたら、それはあなたが大切にしていることかもしれません。
「あなたはこの人生で何を大切にして生きてきましたか?」
「これから何を大切にして生きていきたいですか?」
たとえば、・・・
正直、誠実、創造性、愛情、忍耐、知性、冒険心、安全、平和、寛大、ポジティブ、一生懸命、真面目、筋が通っている、成功、幸福、喜び、楽しい、勇気、安心、信頼、自発的、遊び心、ぬくもり、頼りがい、調和、情け深い、つながり、絆、美しさ、受容、愉快、優雅、影響力、実績、真心、スピリチュアル、エネルギッシュ、艶やか、自由、魅了、健やか、科学的、洞察、繊細、理論的、至福、刺激的、セクシー、探求心、冷静 etc.
※ここになかったら、自分で付け足してくださいね。
これだけですべてを明らかにできるわけではありませんが、おおよそのベクトルは分かるでしょう。
どうか数分でも時間をとってみてください。
価値観を見つけるというのは、すでに持っていて埋もれたままにしていた「宝物」に気づくようなもの。
新たな可能性に気づいて、目の前がパっと明るくなったように感じるかもしれません。
これからもっともっと、自分らしく生きられるようになるでしょう。