なるようになるは、究極のスピリチュアル心理です。
こんにちは、小島です!
先が見えないとき、誰でも不安や焦りでいっぱいになりますよね。
どうなるんだろう、大丈夫かな・・・と、居てもたってもいられなくなる。
ネガティブな気分にはまると、呼応するようにネガティブな体験を引き寄せます。
心が現実を作っているから。
こんなときは、不安な心持ちからどれだけ早く抜け出せるかが、流れを好転させるカギになる。
その切り替えスイッチとして、「なるようになる」が役立ちます。
「こうあるべき」はうまくいかない
恋愛や仕事などで、あなたはどんな時に不安になりやすいですか?
たとえば、恋愛だったら、パートナーは本当に私を好きだろうか?浮気なんかしないよね、最近は連絡がマメじゃないけど冷めてきたのかな、・・・とか。
こんなとき、相手の気持ちを確かめたくて、しきりに愛情確認したり、連絡してしまったり、相手をコントロールするような行動を取ってしまうものです。
そして、他人や状況を都合よく動かしたくて、コントロールしたくなるものです。
もっと連絡をよこすべきだとか、好きだと言うべきだとか、相手にたくさんの「こうあるべきだ」という思いを抱くんですよね。
こういう「あるべき」って、不安や焦りの原因になります。
恋愛だけじゃなく、仕事でも何でも、私たちは不安を解消したくて、相手を都合よくコントロールしようとする。
こんなとき、私たちは力んでいます。
力んでしまうと、本来うまく行くはずのことも失敗したりする。
パートナーを都合よくコントロールしたがって、上手くいかなくなった例は枚挙にいとまがありません。
「なるようになる」でうまくいく
恋でも仕事でも、うまくいくときは不安な時ではなく、リラックスしているときです。
力が抜けて、本来の能力や魅力を思いきり発揮できるから。
そこで役立つのが、「なるようになる」。
「こうあるべき」が「なるようになる」へ変わると、力が抜けるからですね。
コントロールしようともがいていたところで、ふっと力が抜けると、思考を超えたところから高次サポートがやってくる。
インスピレーションや直感、ヒラメキ、奇抜なアイデア。
また、奇跡的な出会いや、シンクロニシティと呼ばれる偶然の一致という形で。
たとえば、結婚を諦めたら、生涯のパートナーに出会えたとか。
お金への執着が減ったら、巡りがよくなったとか。
こういう話、本当にあちこちで聞きますし、私自身もたくさん経験しています。
必死にやっても変わらなかった現実が、ふっと力が抜けただけで、神の手が添えられたかのように好転する。
こうしたスピリチュアルな変化を起こす意識が、「なるようになる」です。
どうしたら「なるようになる」と思えるか?
「好雪片々として、別所に落ちず」
(こうせつ へんぺんとして、べっしょにおちず)
舞い散る雪のひとひらひとひらは、落ちるべきところに落ちている、という意味の禅語。
人生、日々起きることはそうなるべくして、なっている。
つまり「なるようになるさ」と私は解釈しています。
時おり、思うに任せぬ状況になったときは、この言葉が浮かびます。
舞い落ちる桜の花びらや、真っ白な雪がしんしんと降る様子とともに。
「好雪片々として別所に落ちず」・・・そう何度もつぶやいていると、ふっと肩の荷が抜けてリラックスするんですね。
がんばっても報われない、思うようにはからどらない。
そんなときほど、ふう~っと息を吐きながら、この言葉を唱えてみてください。
「好雪片々として、別所に落ちず」
余計な力が抜けて、高次のサポートを得やすくなりますよ。
「なるようになる」は究極のスピリチュアル
もちろん、「なるようになる」とくり返し唱えるのもオススメ。
「なるようになる」という言葉がポジティブすぎてしっくりこないなら、「なるようにしかならない」でもいい。
いずれにしろ、ギシギシと凝り固まった心をほどければ、どんな言葉でも、他のどんな方法でもOKなんです。
恋でも仕事でも、「こうでなければ」「なんとかしなければ」と力みすぎなんですね。力が入って、状況をコントロールしたがると、物事がスムーズに運びません。
「なるようになる」は究極のスピリチュアルです。
これほど、現実を好転させるのに適したものはありません。
もっと力を抜きましょう、まな板の上の鯉のように、人生を信じて身を任せてみる。
我が手を離せば、神の手が添えられて、私たちは勝手に幸せになりますよ。