あなたのイライラが止まらないのは、潜在意識の好転反応かもしれません。
こんにちは、小島です!
「夜明け前が一番暗い」とよく言います。
自然現象として一番暗いのは、真夜中だそうですが、人生においては真実。
あと少しの一歩手前が、一番キツかったりするんですよね。
願いが叶ったり、引き寄せがはじまる前、一時的に状況が悪くなることを《好転反応》と言います。
上手くいかないともがきながら、ある日ふっと、事態が好転しはじめることがある。
人生はエスカレーターのように同じ速さでは進みません。
行きつ戻りつ、3歩すすんで3歩下がる。
一進一退をくり返しながら、突然に大きくジャンプするもの。
好転反応という現象は、私たちの人生に埋め込まれた仕掛けのひとつです。
この記事では、スピリチュアルな面から見たイライラの原因の可能性と、その解消のヒントを具体的にお伝えします。
最後までお読みいただくと、あなたのイライラがやわらぐかも。
好転反応は引き寄せのシグナル
ヨガや断食を始めると、しばらく頭痛やだるさ、発疹などで不調になることがあるそうです。
体内にたまった毒素や老廃物が排出されて、身体のバランスが一時的に崩れるからだそう。
こうしたデトックス(毒だし)による「好転反応」は、身体だけでなく、心の中でも起きます。
時々、こんなことを言う人がいるんですよ。
大掃除でやっとこさ汚部屋を片づけたら、イライラしたり、ツイてないことがあったとか。
断捨離や片づけ、引き寄せの法則などのスピリチュアルな心理ワークに取り組んだら、かえって情緒不安定になったなど・・・。
好転反応の症状はさまざま。
頭痛、疲労感、イライラ、怒り、物悲しさ、湿疹、胃もたれ、・・・etc.
潜在意識下でずっと抑えていた感情がわき上がるので、おもに心が動揺しやすくなります。
もし、イライラしやすい、落ち込みやすい、あげくにイヤなことが続いているなら、「好転反応」かもしれませんね。
好転反応は一時的に心のバランスが崩れている状態です。
でも、乗り切れば、心身ともに今まで以上の健全さを取り戻せます。
つらいですが、好転反応は引き寄せのシグナル(前兆)でもあるんですよ。
「好転反応かも?」と降参する
好転反応は「古い自分」と「新しい自分」の綱引きのようなもの。
あっちに傾き、こっちに傾き、ロープの中心は居場所を決めかねてさまよいます。
やがて、じりじりとした緊張感のなかで、しだいに「新しい自分」が優勢となり、ついには勝利するでしょう。
新しい自分が勝つことははじめから分かっていました。
なぜなら、古い自分のままではもう、人生に対処できなくなっていたから。
ニューヨクタイムズのコラムニスト、デイヴィッド・ブルックスは「あなたの人生の科学」でこんなふうに書いています。
しばらく停滞した後に壁を突破して一気に向上、ということを繰り返す。
壁を突破する時、というのは、物の見方が変わる時である。
私たちの誰もが、人生とは・・・、私とは・・・、世の中とは・・・こういうものである、という「物の見方」を持っています。
つまり、好転反応とは「物の見方」を変える通過儀礼。
古い人生観のままでは、もう上手く生きられなくなってしまった。その時に人は、新しい人生観を求めて右往左往するのです。
子どもの頃は毎朝、母親に叩き起こされるまで、ぬくぬくの布団にへばりついていませんでしたか?
私たちはいつも必要なタイミングで、人生に叩き起こされるようになっています。
「いいかげんにしなさい!」と掛布団をはぎ取られ、寒さに震えて、ようやく観念して起き上がる・・・。
古い自分にへばりついたところで、抵抗はムダに終わります。
朝は来ました。古い自分とさよならする時が来たから。
好転反応を乗り越える方法
好転反応が表われたら、その状況や感情と向き合うしかありません。
イライラや物悲しさや、そうしたさまざまな感情を感じきること。
感じるきることで、感情は流れ去ります。
ですが、やっぱり辛いし、早く終わってほしい・・・。
何かしらのエクササイズやヒーリングに取り組んでいる人なら、途中でやめたいと思うでしょう。
「物の見方」が変わるまで、好転反応は続きます。
通過儀礼は回避できませんが、乗りこえる方法はいくつかあります。
ここではひとつだけ、「おまじない」を教えますね。
あなたの心の痛みがやわらぐかもしれません。
ひどくイライラしたり、悲しくなったら、「鎖骨のすぐ下で真ん中あたり」か、「脇の下で5cm下あたり」、もしくは「手の甲で小指・薬指の3~4cm下あたり」を軽く2~3本の指で叩いてください。
ネガティブな感情にどっぷり浸りながら、1~2分叩きつづけます。
これは「タッピング」とよばれる方法で、その周辺にツボがあり、情緒を安定させるのに効果があります。
信じるかどうかはお任せしますが、我が家の幼い娘が眠るとき、脇の下を軽くたたくとスーっと眠りにつきます。
肩のコリでもほぐすように一度試してみてくださいね^^
他にも、ひとしきり泣く、たっぷり寝る、それから根拠は不明ですが、水をよく飲むなども効果があると言われています。
占いを信じてもいいし、怪しいおまじないを使っても構いません。
もっとも大事なことは、古い自分に戻りたい衝動に負けないことです。
好転反応をポジティブに乗りこえていくために、あなたが信じられるものは何でも都合よく利用しましょう。
新しい現実を引き寄せるためなら、あなたは何を信じてもいい。
ただし、「変わる」ことからは逃げないでくださいね。
かならず、朝は来る
人生の好転は、同じスピードでは進みません。
行きつ戻りつしながら、突然に大きく前進しはじめます。
キャリアコンサルタントのウィリアム・ブリッジズは著書「トランジション」で次のように述べています。
人間の一生はほかの自然と同様、ほとんど観察しがたいほどの変化がゆっくりと蓄積され、それから、ある日突然に巣立ったり、氷が融けたり、葉が落ちるというようなはっきりした現象が現れる。
ですから、急がず、焦らず、後戻りせずです。
私たちが起き上がる気になるまで、人生はたたき起こしつづけるでしょう。必要なことを学ぶまでは、布団をはぎ取りつづけます。
好転反応を乗りこえるには、ただ、あるがままでいるだけ。
「好転反応というものがある」、「夜明け前が一番暗い」と知っただけでも、いくぶん気持ちが軽くなっているでしょうか。
いずれ流れは変わり、好ましい引き寄せがやってきます。
かならず、朝は来るものだから。
追伸
なお、つらい感情が六ヶ月以上続いている場合、好転反応ではないかも。
長年ためこんで来た【潜在意識下にイライラ・モヤモヤ】の影響が考えられます。
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