「くやしい~、どうしてあの人が!私と大して変わらないじゃないか。」
こんにちは、小島です!
友だちが先に、結婚した、恋人ができた、いい会社に転職した、昇進したり、起業して成功した・・・。
こんなとき、誰もがほとんど「嫉妬」します。
他人の幸せを知って、勝手に自信を失ったり、無力感を味わったり。
ときには、その幸せが自分から盗まれたもののような錯覚を抱く。
嫉妬って、本当にやっかいな感情ですよね。
でも、嫉妬を放っておくと幸せが逃げます。
潜在意識にネガティブなメッセージが刷り込まれるから。
結婚、仕事、お金、・・・何であれ、愛や豊かさを引き寄せたいなら、嫉妬を手放しましょう。
潜在意識が味方になって、願いがぐんと叶いやすくなります。
潜在意識の影響力
まずは、潜在意識の影響力から簡単にお話しますね。
私たちは日々、いろんな行動をしています。
働いたり、家事をしたり、おしゃべりしたり、ネットや本を楽しんだり・・・。
これらの行動、すべて自覚的にやっている、と思っていませんか?
つまり、ちゃんと考えて、選んで、やっているものだと。
・・・
じつは、私たちの行動のうち、95%は無意識にやっている、ということが研究で明らかになっています。(ロイ・バウマイスター 1998)
たとえば、朝の歯磨き。
歯ブラシに歯磨き粉をつける。右上の奥歯から磨いて、次は前歯にうつり・・・なんて、考えながら磨かないですよね。
だいたいは、ぼんやり考えごとをしながら、気づいたら歯磨きが終わっている。
こんなことを、私たちは長い人生でずっとくり返しています。
いちいち考えていると脳に負荷がかかるので、行動を自動パターン化しているんですね。
毎日、晩御飯は何にしよう?とかも、考えるのは脳に負荷がかかります。
だから、作り慣れたもの、食べ慣れたものなんかをなんとなく選ぶ。
どんな異性を好きになるか、どんな仕事をするか、どこに遊びに行って、どんな話しをし、どう過ごすか、なんてことも・・・、
考えていそうで、じつは自動パターンにハマっていることが多いんですよ。
嫉妬すると、潜在意識に何が起きるか?
これらを踏まえて、超大事なことをお伝えします。
「嫉妬」を放っておくと、自動的な行動パターンがネガティブに偏る。
嫉妬というのは、うらやましいけど、くやしい、むかつく。
そんな羨望と恨みの入り混じった、ネガティブな感情ですね。
一説では、1歳半ごろにはすでに嫉妬心が芽生えはじめるそう。
それほど人にとっては自然な感情ですが、もしも今、幸せな誰かに嫉妬すると?
「その幸せは私に必要ない」というネガティブなメッセージが潜在意識に送られます。
嫉妬によって、相手の存在だけでなく、その人が持つ幸せも一緒に拒否してしまうんですね。
だから放っておくと、自らの幸せを遠ざけるような行動パターンにハマります。
どれほど望んでも、どんなにがんばっても、同じような幸せを体験できなくなる。
幸せの波長と一致するために
たとえば、お金持ちへの嫉妬は何を引き起こすのか?
「お金に価値はない」「お金を持ってもしょうがない」などのメッセージが、潜在意識に届きます。
もし、幸せそうなカップルに嫉妬したら?
「恋愛に価値はない」「恋愛してもしょうがない」といったネガティブメッセージが潜在意識に届きます。
そうなったら、「お金が必要だ、もっと欲しい、満たされたい」「パートナーが欲しい、 結婚したい、愛されたい」と頭では考えていても・・・、
潜在意識下では「いらない」と感じているので、本音のほうが現実化してしまう。
なので、誰かに強く嫉妬したままだと、幸せを遠ざけます。
けれど、嫉妬を手放せれば、「その幸せを私も味わっていい」というポジティブなメッセージを、潜在意識に届けられる。
私も幸せになっていいという許可を、本音で出せるんですね。
ネガティブだった行動パターンが修正され、知らず知らず、幸せなことを引き寄せる。
スピリチュアルに言えば、幸せの波長と一致するんです。
潜在意識を味方にする言葉
ハワイにこんな古い格言があります。
「汝の欲するものを祝福せよ」
あなたの願うコトやモノ、それらを所持する人を祝福しなさい、という意味です。
嫉妬したままでは、その人が持つ幸せとは逆方向へ進みますが、祝福すれば、同じ幸せに向かって歩き出します。
祝福には、嫉妬のネガティブ性を溶かす力がある。
嫉妬は相手と自分への否定であり、祝福は相手と自分への肯定。
祝福を習慣にすると、「私も幸せになっていい」というGOサインが出せますよ。
次に誰かに嫉妬したら、こんな言葉をくり返し呟いてみましょう。
「おめでとう!よかったね! ますます幸せになりますよう。」
はじめから本心でなくて構いません。
その言葉をあなたの潜在意識に聴かせてください。
心に変化が起きれば、あなたの人生に祝福すべき体験が増えるでしょう。