引き寄せる「妄想」のコツをお教えします。
こんにちは！小島です。
あなたは妄想にふける人ですか？
たとえば、まだ片思いなのに、付き合ったらどんなデートをしたいとか、彼からあんな言葉をかけてもらって、私がこう返事をして・・・キャ～♪みたいな。
妄想とは一般的に、根拠のない想像といった意味合い。
なので、妄想なんてしようものなら、ちゃんと現実を見た方がいいよなんて釘を刺されかねません。
でもど、恋愛や結婚、はたまた仕事の成果やお金だって、じつは根拠なんてなくても引き寄せられます。
現実的に考えすぎて、未来にワクワクしない、パッとしないと感じている人は、もっと妄想力を使ってみましょう。
未来が別次元にシフトします。
私が妄想で引き寄せたこと
まずは私の実体験をシェアしますね。
私は30代のほとんどを、安アパートの一人暮らしで過ごしました。
35歳で起業したのですが、仕事もそのアパートの一室で地味にひとりでやっていたんです。
結局、数年たっても状況は変わらず、お金もなければ、また10年も恋人なしのまま。
そんな私が40歳で結婚し、娘が生まれ、マンションへ引っ越し、お金も入ってくるようになったのは、ある一枚の写真が大きく影響しています。
フリーペーパーに載っていた広告写真なんですが、
30代くらいの女性と、5歳ほどの少女。
ふたりでキッチンに立ち、ケーキを作りながら笑いあう。
その後ろの窓際には、小さめのクリスマスツリーが飾ってある。
こんな写真を私は気に抜いて、ずっと部屋の壁に貼っていたんです。
当時は、隣人の話し声も聞こえてくるような、薄い壁のアパート暮らし。
恋人だっていないし、モテる気配もない。
ふつうに考えたら、まったく根拠のないただの妄想です。
他人がその部屋を覗いたら、もっと現実をみなよ！って笑われたことでしょう。
でも、振り返ればたった一つだけ、根拠はあったんです。
それは、その写真を見るたびにわいてくる、ワクワクやトキメキ。
二次元の写真のなかの世界に、いつか自分も入り込むだろうと考えたときの高揚感がたまらなくリアルだったんですね。
別次元へシフトする妄想のコツ
それから、どうなったか？
- ３年後に結婚し、さらに２年後に娘が生まれました。
- 写真に載っていたのとよく似た内装の家に引っ越して、キッチンの窓際には毎年、クリスマスツリーを飾っていました。
- バレンタインには、妻と幼い娘がチョコを手作りしてくれました。
根拠などみじんもなかった妄想が、ほぼ現実化していたんですよ。
私たちは将来を考えるとき、何かしら根拠を探します。
これまでこうだったから、この先もこうなるだろう。
でも、過去や現在にある根拠にもとづいて将来を描くと、大きな変化を起こせません。
高揚感のない未来想像は、よくても現状維持の未来を引き寄せてしまう。
ワクワクやトキメキといった、わき立つようなエネルギーが抜け落ちているからです。
高揚感とは、妄想を現実化へ導くための磁石です。
どんな先のことを考えたところで、わき立つ思いがなければ絵に描いた餅。
だから、恋でもお金でも、引き寄せるために役立つ妄想というのは、必ず、ワクワクやトキメキをともなっていることが必須です。
そのほうが、より多くのギフトをあなたの人生にもたらすでしょう。
妄想は頭のなかに留めない
とはいえ、妄想する、想像するといった行為を苦手だと感じる人もいますよね。
その場合、頭のなかだけでイメージを膨らませるのはやめましょう。
写真やイラストといった、すでに世の中にあるものを使ってください。
ネットや雑誌で「ステキ！」と思った写真などを見つけたら、スマホに保存したり、気に抜いておく。
数年後にこんな人と暮らしていたい、こんな家で、こんな場所、こんな働き方をしていたい、・・・そう思わせてくれるワクワクする「妄想写真やイラスト」を見つけましょう。
そして、部屋の壁やデスクの前など、いつも目にするところに貼ってください。
眺めるたびにワクワクするなら、知らず知らず、そのイメージは潜在意識に刷り込まれていきます。
あなたの行動や選択は、その妄想を現実化させるべく最適化されます。
根拠はなくていい、ただ、未来を妄想しましょう。
そこにわき立つ思いがあるなら、引き寄せる確率はぐっと上がります。
私たちには愛され、豊かになるエネルギーが備わっているんですよ。
