年初、あなたはどんな願い事をしましたか?
今年こそは飛躍したい、今年こそは結婚したい、今年こそは起業したい・・・
もしかして、毎年、同じような願い事をしながら「ちっとも叶わない」という人がいるかもしれませんね。
高望みしているから?願いを叶える資格がないから?
いいえ、違います。
私たちが秘めている可能性は、「願望」という形で表層の意識に現れます。
「ああしたい、こうしたい、今年こそは・・・」何であれ、願いを持ち続けているのであれば、それを叶える可能性も十分にあるということ。
ただ、もし長年にわたって状況が変化していないとしたら、そろそろ「新しい取り組み方」にチャレンジしたほうがいいかもしれません。
あなたはこの一年で、人生にどんな新しい花を咲かせたいでしょうか?
花を咲かせるためには、どんな種を植え、どう育てるかを知ることが大切。
お賽銭を投げ、二礼二拍手一礼で本願成就、家内安全を願うのもいいですが、もっと、効果のある願望のまき方、育て方はあります。
今日は「願いを引き寄せる3つのコツ」を簡単にお伝えしますね^^
人生の新しい扉を開く前に
おっとその前に、ここで少し私の昔話にお付き合いください。
たしか、10歳頃だったでしょうか。ショッピングビルの非常用の鉄扉に、頭からガツンとぶつかったことがあるんですね。
エスカレーター脇の、人ひとり通れるほどの頑丈な扉。いつもは開いていたドアなので、勢いよく、よそ見しながら通りぬけようとして・・・。
幸いケガはしなかったものの、恐怖感は残りました。
今でも同じようなドアを通り抜けるときに、身がすくんでしまうんです。
目で見て、ドアが開いていると分かっているのに、どうしても思い切って通れない。
お金、仕事、恋愛、結婚、人間関係、健康、・・・どんな領域においても、人生のドアを通りぬけるとき、あなたの足をすくませてしまう何かがある、と知っておいてください。
それでは、「願いを引き寄せる3つのコツ」をお伝えしましょう。
心に願望の種を植える
まずは一つ目。願いをしっかり心の中に刻むこと。
年初の願いごとをもう一度思い出してくださいね。
何でしたか?
たぶん、ほとんどの人は「言葉」で覚えていると思います。
それを心の中で「映像化」してください。
願いが叶った自分の姿を思い描いてください。
そして、気持ちが高揚するかどうか、チェックしましょう。
ワクワクしますか?ときめきますか?
願いはイメージと強い感情をともなって、心の中に取りこまれます。
初詣で願い事をしたとき、二礼二拍手一礼などの作法に気を取られていませんでした?感情のともなわない願い方は、土のうえにぱらっと種を放ったようなもの。
なんともったいない。。
しっかり土深く、願望という種を植えましょう。
ワクワク、トキメキ、こうした高揚感のともなうイメージほど、現実化する確率が高まります。
引き寄せを妨げている心の雑草を抜く
次に二つ目。願いの実現を妨げている考え方、感じ方のクセを取り除くこと。
「どうせ私にはムリだろう」「報われる価値がない」「愛される価値がない」「私には豊かになる資格がない」などなど・・・。
こうしたネガティブな考え方、感じ方のクセをメンタルブロックとも言います。
願いを心に取りこんでも、無意識下にメンタルブロックがあれば、願いが成就するまでに時間がかかったり、叶わずじまいになったり・・・。
土の中に種を植えても、雑草だらけだったら、植物の成長が阻害されますよね?
栄養を横取りされたり、光が届かなくなったりする。
人生で咲かせたい花があるなら、その成長と開花を邪魔している雑草、心のブロックに意識を向けましょう。
まずは気づくだけでも十分ですよ。
強く願って、忘れる
そして三つ目。強く願って、さっさと忘れてしまう。
え、忘れてしまったら叶わないよね?そう意外に思うかもしれません。
逆説的ですが、願いは忘れたほうが引き寄せやすくなります。
「まいた種はほじくり返すな。」
お金でも、恋愛でもそうですが、ストーカーのようにつきまとうより、紳士、淑女よろしくスマートなほうが、かえって引き寄せやすくなる。
しつこくしないでくださいね。
くれぐれも執念や執着は禁物です。
願いを引き寄せる3つのコツ
さて、いかがでしたでしょうか?
今年、あなたはどんな新しい花を咲かせたいですか?
- 願望の種をしっかりとまき、心に根付かせましょう。
- 妨げになる雑草は抜いてください。メンタルブロックはあなたから行動する意欲を奪ってしまいます。
- まいた種はほじくりかえさないように。あれこれ心配せず、結果にこだわりすぎないでください。
そして、くれぐれも、あせらないで。
願いが形になるには時間を必要とします。じれったくなったり、心が折れそうになったら、下へ下へと根を張っているんだと想像してくださいね。
根をしっかり張るほど、あなたの人生に強くて美しい花が咲きますから。