小島さんの「カウンセリング」を受けて、人生が変わりました!と言っていただけることがあります。
社交辞令かもしれませんが、感謝されるのは素直にうれしい~^^
ただ、ひとつ気になることもあるんです。
それは「カウンセリング」と表現されること。
たしかにカウンセリング要素はあるんですが、私の場合、基本はあくまで「コーチング」です。
この辺り、ニュアンスが微妙でわかりにくいので、今からカウンセリングとコーチングの違いについて、しっかりお伝えしますね。
じつはカウンセリングもしています
私のやっていることはカウンセリングではなく、「コーチング」です。
まず、カウンセリングとは、クライアントさんの話をよく聞いて、心に抱える悩みや葛藤を和らげること。
たとえば、「ふむふむ、なるほどですね~。それはおつらいですね。こういう考え方をしてみるとどうでしょう?こういうエクササイズをやってみると、お気持ちがラクになりますよ。」
実際のところ、私もセッションではやっています。
たしかに、カウンセリングの要素は多分にあるんですよね。
それでも、私はコーチであり、カウンセリングはしても、カウンセラーではない。
あくまで個人的な見解ですが、カウンセラーは人の悩みを聞き、アドバイスをし、気持ちをラクにしてあげること。
一方、コーチというのは、人の悩みと「目標」を聞き、アドバイスをし、その願いを叶えるためのサポートをすること。
違いのポイントは、
「もっとお金がほしい」「結婚したい」「仕事で成果を出したい」・・・こうしたクライアントの「目標」にコミットしているかどうか。
カウンセリングからもう一歩、その先へ
カウンセラーは癒す人ですが、コーチは癒す人ではありません。
たしかにコーチングのプロセスで、「癒し」を味わうことはたくさんある。
ただし、最終目的はあくまでも、クライアントの願いを叶えること。
人はいろいろな悩みを抱えて生きています。
お金がカツカツなので、もっと余裕のある暮らしがしたい。
独身のままひとりで生きていくなんてまっぴらだ。
人付き合いが苦手で転職をくり返し、スキルが積み上がっていかない、などなど。
毎日が不安なのでもっと気持ちをラクにして生きたい、それはカウンセリングの領域です。
それだけでなく、この毎日の不安をやわらげて、仕事の成功でも、幸せな結婚生活でもなんでもいい・・・、
「わたしはこういう人生を送りたい」というその人の望みを叶えるべく、現実の暮らしを好転させるためのサポートをするのがコーチングであり、私の場合は、お金と愛のライフコーチングになります。
コーチングが役立つのはどんな人?
ここでひょっとすると、こう思う人がいるかもしれません。
コーチングのなかにカウンセリングの要素もあるなら、コーチングを受けたほうが一石二鳥でおトクなんじゃないかって。
じつはここに落とし穴があるんですよ・・・。
ただ気持ちがラクになりたい、癒しを味わいたい、という人がコーチングを受けると、場合によってはものすごく落胆するかもしれません。
「夢や目標や理想の暮らしを叶えたい、でも、現状ではがんばっているのに思うように結果がついてこない。」
いろいろ勉強したし、できるだけの行動はしてきた、もしくは行動が思うようにできず、気持ちだけが空回りして焦りがつのるばかり・・・」など、
とにかく、もっと人生を良くしたいけれど、どうしたらいいか分からない、考え方や感じ方を変えることで、結果を出しやすくしたい、という人にとって、コーチングは最高のサポートになり得ます。
でも、このコーチングに心の癒しだけを求めると、つらい思いをする。
なぜなら・・・。
漠然とでもOK、理想の人生はありますか?
あなたはコーチというと、どんな存在を思い浮かべますか?
たぶん、テニスプレイヤーのコーチとか、フィギュアスケーターのコーチとか、そう、アスリートの傍らに寄り添い、技術的なスキルやメンタルを手助けしている人たちの姿をイメージするのではないでしょうか。
コーチを必要とするのは、がんばっているプレイヤーたちなんですね。
プレイヤーたちには夢や目標や願いがそれぞれにある。
長期的にはあいまいでも、目の前のゲームに勝てるよう、ベストを尽くせるようにコーチのアドバイスを必要としている。
彼ら、彼女らは、たんに癒しを求めているわけではありません。
もちろん、日々を過酷に戦いつづけるアスリートたちにも癒しはすごく大切。
「ここは焦らず、じっくり休んで気晴らしでもしよう。心身にエネルギーをたくわえ、次のチャンスを生かそう」なんて優しく声をかけてもらうことも必要です。
それでも、アスリートたちの主な目的はコーチから癒しを得ることではない。
ゲームで勝つためにどうしたらいいか?その目標を達成するためのアドバイスや精神的な支えをコーチから得ようとしているんです。
カウンセリングとコーチングの違い
ここで、カウンセリングとコーチングの違いに戻しましょう。
カウンセラーはどんな人にも寄り添うことができますが、コーチはどんなに人にでも寄り添えるわけではありません。
コーチは、夢や目標や理想を実現させようとしている人たちの伴走者。
お金が欲しい、仕事で成功したい、幸せな結婚がしたい、ステキな恋人が欲しい、友だちといい関係を築けるようになりたい、その願いが何であれ、(また、どんなに漠然としていても・・・、)
「私はこうなりたい」という「目標」を持っている人や、「目標」そのものを探している人のために、そっと寄り添い、励まし、願いの実現へとサポートするのがコーチという存在です。
あなたには目標がありますか?
いえ、もっと単純に、願い、理想、欲求、欲望はありますか?
結婚したいのか?結婚したくないのか?
もっと豊かになりたいのか?それとも今の暮らしのままで満足か?
もっと仕事を充実させたい?それとも・・・
今、生きるのが辛いのならカウンセラーに相談するのが賢明です。
でも、そうではなく、もっと豊かになりたい、もっと幸せになりたい、叶えたい夢や目標がある、生きがいを見つけたい、どうしたいか分からないけど、今とは違う、新しい人生を生きたい・・・。
こうした願いを持っているなら、あなたにはカウンセリングではなく、コーチングが役に立つでしょう。
ワクワクするような人生を始めたいけど、今はどうしたらいいか分からない・・・。
こんなご相談も大歓迎ですよ^^