愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

苦しい恋愛とさようなら、執着を手放す方法

 

執着手放すと、なぜ恋愛がうまくいくのか?

こんにちは、小島です!

あなたに大好きな人がいて、もしくは大好きだった人がいて、どうもその思いが強すぎて「執着」になっている・・・。

そう感じているなら、この記事があなたの恋愛をスムーズにする助けになるかもしれません。

 

執着していると、苦しいですよね?
いろいろ手につかなくなって、人によっては自分が自分でないような感覚になることもあるでしょう。

何より、あなたがどんなに魅力的で、またどんなにその思いが純粋であっても、相手に執着しすぎれば、あなたの恋愛は実りにくくなります。

また、新しい恋愛も引き寄せにくくなる。

 

執着はデメリットが大きいので、手放すにかぎります。
最後までお読みいただくと、恋愛における執着の原因と手放す方法が分かりますよ。

 

 

執着を手放すと、恋愛はうまくいく?


あるクライアントさんの話です。

30代女性で結婚を前提にお付き合いしている男性がいました。
けれど、その女性は恋愛以外でいっぱいいっぱいになる出来事があり、その影響でお別れすることに。

ですがじつは相手に未練があるとのことで、私のほうにご相談いただきました。

もう彼には新しい恋人がいて無理なのは分かっているけれど、この苦しい思いを何とかしたい。そして、できれば新しい恋にスッキリと向かっていきたいと。

 

そこから、彼女の中にある執着心を手放すのをお手伝いして半年。
なんと、元彼が家に突然やってきて、やり直して欲しいと。

すでに諦めていたことなので当初は迷っていましたが、自分の正直な思いに身を任せて、やり直すことになりました。

 

結果的には元のさやに納まっただけですが、彼女いわく、前よりもいい関係性になったそう。別れてから1年後のことでした。

 

相手に執着しつづけるデメリット

 

恋愛において、執着はあらゆる状況で起きます。
片思い中、お付き合い中、失恋した直後はもちろん、ときには何年経っていても。

相手に執着すると、現実面、スピリチュアル面でどんな不都合があるのでしょう?
ここでは状況別に見ていきましょう。

 

①片思いの執着

片思い。誰かを好きになるとドキドキして、きゅんきゅんして、それはとても豊かな経験です。

でも、好きになりすぎて、それが執着に変わると、とたんに苦しくなる。

誰のことが好きなんだろう?私はどう思われているのか?・・・相手の一挙手一投足が気になりますよね。

その振る舞いや言葉に一喜一憂して、連絡をそわそわして待ったり。

 

それくらいならまだいいのですが、好かれようとするあまり素の自分が分からなくなることもある。

緊張してうまく話せず、好きなのに避けてしまうなんてことも。

片思いの相手に執着しすぎると、自らの思いに押しつぶされて波長が下がり、かえって恋愛は実りづらくなります。

 

②恋愛中の執着

お付き合いしている恋人に執着すると、一緒にいるときは楽しいけれど、会えない時間が苦しくなります。

嫌われていないか、心変わりしていないか、・・・と常に不安がつきまとう。

また、連絡がこないことに疑心暗鬼になってスマホが手放せなくなったり。
仕事や日常生活に実が入らない。

また、恋人に連絡しすぎてしまって嫌がられることもあります。
執着心は相手とのちょうどいい距離感を分からなくさせます。

 

恋愛が楽しくなくて苦しい・・・。
執着するとエネルギーを消耗し、疲れてしまいます。

あげくには波長が下がって、実りのある関係性へのステップアップ、たとえば、結婚につながらないこともある。

 

あなたは自分らしさを失っていませんか?
相手の好みに合わせようとしたり、相手の仕事やプライベート、交友関係を詮索したり、恋愛にかかりっきりになるあまり、日々、本当の自分を表現できなくなります。

 

③別れたあとの執着

好きだった人との別れは、私たちにいろんな思いを残します。
拒絶された痛みや、もっとこうしていたら・・・といった後悔。

また、楽しかったこと、悲しかったことなどの記憶と感情が喪失感とともに何度もよみがえります。

失恋は誰でもつらいものですが、別れた相手に執着したままだと、自己肯定感と波長が下がって、本来持っている魅力が外に伝わりづらくなる。

 

それは仕事や友人関係のみならず、新しい恋をすることにも影響します。
別れた恋人と目の前にいる異性たちを比べてしまったり、心がときめかなくなったり。

傷つくのが怖くなって、新しい恋に踏み出せないとか。

なお、積み上げた時間を失った、傷つけられたと感じていると、被害者意識から抜け出せません。
新しい恋がはじまっても、健康的な関係を築くのが難しくなることも。

 

執着が起きる原因

 

そもそも、執着とは何でしょうか?

執着というのは、相手への「しがみつき」です。
しがみついていないと自分の存在があやふやになるような不安や恐れ。

誰でも好きな人に好かれたくて当然。

でもその思いが強まって「この人しかいない」と感じていれば、常に相手に振り回され、言いたいことを言えなくなったり、どんどん自分らしさを失っていきます。

また、失恋した後であれば、自分の存在価値に疑問を感じることすらあるでしょう。
本来であれば、あなたはあなたのまま、たとえ一人であってもすでに存在価値があるはずなのですが・・・。

 

もしかして、こんなふうに感じていませんか?

「あの人がいないと、私はOKでない」

 

人によって、執着心の強弱には違いがあります。
もちろん、どんな人でも恋愛をしていれば、相手の心に執着して、ちゃんと自分を向いているか、他の人に向いていないかと気にはなるものです。

けれど、それがあまりにも過剰になって日常生活に不都合が生じているのなら、あなたはきっと相手に執着し、しがみついています。

相手の存在によって、自分の存在を満たそうとしている。
そこには「愛されないことの不安や頼りなさ」が潜んでいるかもしれません。

 

 

執着を手放す方法

 

では、どうしたら執着を手放せるのでしょうか?

一般的には、相手のことを考えすぎない、気にし過ぎないことが大事だと言われます。

なのでたとえば、スマホを手元に置いておかないとか、忙しく働く、友人と過ごす時間を増やす、スポーツや趣味に没頭する、アイドルや二次元の推しを見つける、などが現実的な対処法としては役立つかもしれません。

 

何かにハマって夢中になったり、瞑想などで無心になれる時間を作れば、その時は意識がクリアになっています。

相手のことが頭の中にない状態、執着していない時間を多く過ごしているうちに、気持ちが軽くなっていくことも十分あります。

時間が解決してくれる、という現象ですね。

 

ただ、あなたの執着が強い場合は、何か月、何年経っても「しがみつく」思いが残ってしまうかもしれません。

ふと思い出して、悲しさやさみしさ、怒りなどの感情がふいにわき上がってきませんか?

他の何かに没頭するというのは、一時的に相手以外のことに気をそらしているだけなので。

 

忙しくしている時はいいけど、ふとした瞬間に相手のことを思い出して辛くなる・・・、そういう状態をくり返しているなら、それは執着を手放せているとは言えません。

なぜなら、本当に執着を手放した状態とは、頭の中から相手の存在を消したり、無視するのではなく、相手を思っても穏やかでいられること。

なので一般的な方法では手放せた気がしないなら、ちゃんと本当の思いに向き合うほうが解消も早いですよ。

執着を手放すためのスピリチュアルなコツは、「執着に気づく」ことです。

「私はあの人に執着している」とか、「楽しかった過去に執着している」とか、はたまた「私を振ったあの人を許せない」といったように、自分が抱えている「しがみつきたい思い」に気づくこと。

頭で考えるだけでは、執着はなかなか手放せません。

 

「あの人がいないと、私はOKではない」

そんなふうに相手に執着している、その体に流れるエネルギーを感じることができるでしょうか?

 

執着していることに無意識であると、そのわき出るエネルギーの衝動に振り回されて苦しくなります。

ですが、そのエネルギーに気づければ、執着に意識的であるなら・・・、そのエネルギーをやわらげることも可能です。

内的なレベルで執着を手放せると、苦しかった重石が取れ、気分がスッキリしますよ。
スッキリすれば波長が高まり、あなたの恋愛運もアップしますから。

 

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