愛とお金の引き寄せ心理学

努力で変わらなかった現実がするっと好転

好きじゃない人に好かれる、スピリチュアルな理由

どうでもいい人には好かれるのに、好きな人からは好かれない。

 

こんにちは、小島です!

クライアントさんからときどき、こんな恋愛相談をいただきます。

好きじゃない人に好かれるんです。どうしたらいいですか?」

ありがたいけれど、断るのだって気を使いますよね。相手を傷つけないように、恨まれないようにとか、いろいろ考えてしまうし。

それが同じ職場だったり、取引先とか、コミュニティが一緒だと、後々の関係性もあるからよけい面倒になる。

 

あなたはいかがですか?
好きじゃない人に好かれて困ったことはありませんか?

 

もし、あなたの振る舞いも含め、心の中を振り返ってみるといいかも。

そもそも、人に好かれるのはあなたに魅力があるし、恋愛運が上向いているから。

にもかかわらず、好きじゃない人には好かれて、好きな人には好かれない。こんな不合理が起きるのは、「執着心」が原因です。


ということで、今日は、好きじゃない人に好かれるスピリチュアルな理由について書きます。

どうしたら、好きな人に好かれるようになるか?そのヒントもつかめますよ。

 

 

なぜ、好きな人に好かれないのか?

 

ではまず、ちょっと想像してみましょう?

目の前に好きな人がいます。ものすごくタイプで、理想の人。ああ、こんな人とお付き合いできたら、天にも昇るような気持ちだ・・・。

好きな人と同じ空間にいると、幸せですよね。
気持ちがときめいて、見るもの、聞くものが輝いて見えて、それに、私はこれでいい、そんな自己肯定感も高まります。

 

そう、本来、好きな人を前にしたら、人は自然と波長が高まる。トキメキを感じている波長の高い状態は、引き寄せる現実のクオリティも上がります。

 

もちろん、相手にも好みがあったり、タイミングや環境もあるから必ずしもではないです。お互いの相性もあるし。

それでも、波長が高い状態ならあなたの恋愛も最適化されて、その人にベストなパートナーシップがもたらされます。

 

なのになぜ、好きな人には好かれないのか?
それは、あなたの執着心がむくむくと起き上がってしまうから。

 

相手が欲しい、失いたくない、というしがみつくような思いです。
執着心がわくと、波長は下がります。ストレスが出てきますからね。

 

実際、好きな人を前にしたら、そうでない場合に比べて振る舞いは変わるでしょう。

目を合わせられない、笑顔はぎこちない、言いたいことを言えない。
相手の顔色を伺い、相手の話に合わせてばかり。

あるクライアントさんは、好みの人を神様のように崇めてしまう、とおっしゃっていました。

 

 

好きじゃない人に好かれる理由

 

では、もし、これが好きじゃない人、恋愛対象としては見ていないという意味で、どうでもいい人を前にしたとき、あなたはどんなふうに振る舞っていますか?

 

・・・

 

おそらく、自然体なんですよね。

 

相手を欲しいとも、失いたくないとも思っていないから、しがみつかずに関係性を放っておける。

人はその人の前でとりつくろうことなく、素の自分が出せます。
あるがままに笑い、言いたいことを言える。

自然体でリラックスした状態は、波長が高いということです。

 

波長が高いから、あなたと一緒にいる人は楽しかったり、心地いいと感じる。好きだな、もっと一緒にいたいなと思い、あなたを好きになる。

あなたが相手に執着していないから、好きじゃない人によく好かれる、という事象が起きます。

 

 

執着を引き起こす、余計な思いとは?

 

昔、うちの娘がまだ5歳の頃、「パパ、大好き」と言ってくれたんです。
もちろん聞いた瞬間はうれしかったんですが、急に背筋から冷たい汗がすーっと。

大好きだなんて言われたら、娘を𠮟れなくなる。
この先、必要なことを必要なときにちゃんと言えなくなる。

 

この子に嫌われたくない・・・。

そう思ったら、娘の好意に縛られそうな気がして、とても怖くなったんですね。

幸いにも半日ほどで、嫌われていいやって思ったらラクになりました。
嫌われてもいいから、この子が幸せになるために必要なことをしようって思えたんですけど。

 

 

好きな人から「好かれたい、嫌われたくない」

これは人間が持っているエゴの働きによるもの。

 

この思いを私たちが生まれてはじめて強く抱いた相手は、親でした。

生物として未熟である子供たちは、みんな本能的に知っています。
親に嫌われたら、生きてはいけないことを。世話をしてもらえず、放り出されて、その命が尽きてしまうのだと。


だから、好かれたいし、嫌われないようにする。

多かれ少なかれ、誰もが同じような思いを抱えながら幼少期を過ごしますが、人によっては、いつ捨てられやしないかという不安と緊張をつねに抱えていた、という人もいるでしょう。

 

好きな人に嫌われたら、生きていけない。


それが長くつづくとやがて、親ではなく、恋愛相手からも、「どうしても好かれたい、嫌われたくない」と過剰に思うようになる。

 

 

好きな人に好かれるために

 

では、最後にまとめておきましょう。

 

①好きじゃない人に好かれる理由

なぜか、好きじゃない人によく好かれる・・・、そのスピリチュアルな理由は、あなたが相手に執着していないから。
好きになってもらいたいと別に思っていないので、自然体で持っている魅力が十分に伝わっているということです。

面倒に感じるかもしれませんが、いいことでもあるんですよ。

 

②好きな人に好かれるために

好きな人への執着をやわらげたり、手放せれば、あなたの恋愛はもっとうまくいきます。

「好かれなくてもいい、嫌われてもいい」

完全にではなくとも、今よりそっちのほうへ気持ちがシフトしたら、あなたの振る舞いはどう変わりますか?

きっともっと笑顔で、リラックスできて、言いたいことを言っている、あるがままのあなたで好きな人の前にいることでしょう。

だったら相性さえよければ、自然とうまくいきます。

 

③好きじゃない人に好かれるのを、ストップさせたい

じつはここにも、執着心が関わっています。
本来、人が人を好きになるのはコントロールできませんから、不本意に好きになられたら解決策はただ一つ。

断わる。その気がないことをはっきり意思表示するだけ。

 

でも、それがけっこう難しい。
ついつい、あいまいな態度を取ったり、無意識に気を持たせてしまったり。
自覚はないとは思いますが。

恋愛対象として「好かれなくていい」とは思っていても、人として「嫌われてもいい」とは思えないんですよね。

 

けれど、ちゃんと断れないかぎり、好きじゃない人に好かれる、という面倒くささからは抜け出せません。


もっとも、好きじゃない人ではあっても、好意を示してくれる人がいるとか、最近になって増えたなと感じるなら、本命の恋愛運も上向いていますよ。

 

こういう時こそ、潜在意識下の余計な思いを手放すチャンス。

 

「好かれたい、嫌われたくない」
この思いはあなたの恋愛に役立っていますか?

 

あなたの中にある余計な思いがなければ、現実がどんどん整いはじめます。

好きじゃない人とも適度に距離が取れるし、好きな人の前ではちゃんと自分を表現できる。

うまくいくはずの関係がそのとおり、うまくいくようになる。

あれこれ考えてではなく、自然に展開するようになりますから。

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