あなたが「仕事にワクワクできる時間」って、一日のうちどれくらいですか?
10%?とか、30%くらい?
それとも・・・100%、一日中好きなこと、好きな人としか関わらない、という幸せな人もいるでしょうか。
できれば、好きなことだけやって、生きていきたいですよね?
子どもの頃はそれが許されていた。
けれど大人は、「好き」だけで生きていけません。
お金を稼いだり、生きるために我慢しなければならないことがたくさんある。
それは分かっているんです。
分かっちゃいるけども、お金や義務にしばられすぎたら、生きづらくてたまらない。
「自分の人生」を生きている気がしないから・・・。
出来ることと、魂が望むこと
まずは、我が家の話からシェアさせてください。
4歳の娘が、かれこれ1年半ほど、ピアノ教室に通っています。
まだ幼いので、体を動かしながらリズム感を養ったり、ピアノに慣れるという程度なんですけどね。
それでも、先生から上手ね、本格的にやってみてはどうか?と褒められたりはするようです。
たしかに、向いていそうな気もするし、いいところまでいくのかな?なんて親バカで思ったりも。
ですが、そもそも、本人にあまりその気がなさそうなんですよ^^
家にはピアノがあるし、リビングにもおもちゃのピアノも置いてある。
けれど、ちっとも自分からは弾こうとしない。
友人の音楽の先生に聞いたら、才能のある子どもは何も言わなくても、嬉々として弾くものだそうです。
やろう!と言わなくても、好きで弾いてしまう。
だから、その才能が伸びていくんですね。
うちの娘を見ていると、ムリにやらせることはできても、向いてはいなさそう。
彼女の「魂」がそれを望んでいない。
むしろ踊ったり、歌ったりを、ごく日常的に自然に楽しんでいます。
「出来ること」と、「魂が求めること」って違うんだなって、娘を見ていて思います。
不器用にしか生きられない?
大人だって同じですよね。
魂が求めていないことを、ムリにやるのはつらいです。
自分にウソがつけないタイプに人にとっては、なおさらに。
やりたいことと、社会から求められることがマッチングしていると、人はワクワクしながら仕事をし、お金にも恵まれていく。
とはいえ・・・、自分の心に正直にしか生きられない、不器用にも見える人もたくさんいますよね。
私もかつて、社会不適合者なんじゃないかと自信を無くしたことがありました。
「ぐだぐだ言わずに、言われたとおりにやればいいんだよ!」
職場でそんな無言のプレッシャーに反発したりして。
おかげで、あっちにぶつかり、こっちにぶつかり、いらぬ苦労をずいぶんしたなと今は思います。
魂が望んでいないことを、どうしても自分に無理強いできない。
あなたも私と似たような不器用さで苦しんでいるなら・・・、徹底的に「魂」が望むものを見つけだし、現実的に生きていく糧に換えていくしかありません。
ワクワクと現実社会での豊かさを一致させることに、しっかり向き合っていく。
でないと、不完全燃焼のような気持ちで人生を終えることになるかも。
もしも100億円あったら・・・
魂が望むことをしているとき、私たちのパワーは最高に発揮されます。
心がワクワクしているとき。
ワクワクしなきゃではなく、ワクワクが自然にわき上がっているときです。
そこをごまかし、自分にウソをついてしまうと、いつか右にも左にも身動きがとれなくなるでしょう。
もちろん、お金はものすごく大切ですよ。
お金を無視して、好きなことだけしよう!なんて言う気はさらさらありません。
その上で、あえてこう自問してみてください。
「もしも100億円あって、生活の心配がなかったら、あなたは何をしますか?」
ワクワクする仕事の見つけ方
ときにはココロの制限を外して、想像の翼を羽ばたかせてみましょう。
やれ!と言われなくても、いつまでもできることは何ですか?
なにも朝から晩まで、好きなことばかりしようなんて極端でなくていい。
一日のなかでその割合を10%から15%、20%、30%と引き上げるだけでも、人生の充実感はぐっと変わってきます。
もちろん、仕事ばかりでなく、好きな人と過ごすこと、好きな趣味やテーマに関わることを、今よりもちょっとだけ大切にする。
「もしも100億円あって、生活の心配がなかったら、何をしますか?」
きっとモヤモヤすると思います。
すぐには見つからないかもしれません。
それでもあきらめず、ワクワクする方向へ少しずつ。
いつか人生を終えるとき、楽しかったなぁと思えるように。