こんにちは、小島です!
ほとんどの人が「何をしたいか分からない」と悩み、行き先不明の道を必死で走りつづけています。
目の前のことに手一杯で、毎日を猛スピードでドライブしている感覚・・・。
どの道をすすめばいいんだろう?
どの角で曲がればいいの?
この道は、自分らしい道だろうか?
もし、あなたに夢や目標があるなら、とてもラッキーな人ですね。
どんどんチャレンジして、願いを叶えていってください。
きっと素晴らしい現実を引き寄せていくでしょう。
もし、あなたには夢や目標がないとしたら・・・、それでも大丈夫です。
自分らしい人生を実現していくことは可能。
ただ、心にこうささやけばいいんですよ。
「私はワクワクに従います」と。
喜びを察知すると、ワクワクする
子どもは「ワクワク」しながら生きていますよね。
朝から晩まで感情のおもむくまま、ただその瞬間を楽しんでいます。
でも、大人になると、ワクワク感がさびついてしまう・・・。
「したいこと」よりも、「すべきこと、しなければならないこと」を優先するようになるから。
そもそも「ワクワクするって、よく分からない」という人もいますしね。
ワクワクって、いったい何なんでしょう?
期待や喜びで心がはずんで落ち着かないさま
(大辞林第三版)
たとえば、「遠足の前日の夜」に感じていた気持ち、みたいなもの。
ワクワクというのは、喜びやうれしさとは少し違う。
うれしいことを察知して、わきがってくるのがワクワクという感情です。
私たちがワクワクすると、脳内の側坐核(そくざかく)という部位が活性化します。
側坐核は快楽システムの中枢で、「生物学的に好ましいものごとに人間を誘い込む」役目があると、神経科学者のエレーヌ・フォックスは述べています。
ワクワク感は、行き先が分からずに疾走する私たちの、心のGPS機能のようなものです。
いま、私は「人生」という道中のどこに居て、どの道を進めばいいかを前もって「気配」で教えてくれるんですね。
ワクワクを身体で感じる
あなたがドキドキしたら、胸の鼓動が早まりますよね。
胸がおどる、胸をくすぐる、胸がキュンとなる、胃がきりきりする。
腹がたつ、頭に血がのぼる・・・etc.
感情は身体の反応とリンクしています。
もしも、あなたがワクワクすれば、あなたの身体のどこかも反応するでしょう。
たとえば、最近、何かが楽しみで待ち遠しかったことはありますか?
旅行の前とか、デートの前だとか、何でも構いません。
そのとき、あなたの身体にはどんな反応が起きていたでしょうか?
顔や手足がほてってくる、みぞおち辺りがくすぐったくなる・・・etc.
ワクワクしたときに、自分の身体にどんな反応が起きるかを知っておくと、ワクワク感に気づきやすくなりますよ。
「ああ、私は今、ワクワクしているな~」って自覚できる。
もっともっと、ワクワクを身体で感じるようにしましょう!
世界的なアクション俳優のブルース・リーはこう言いました。
「Don't Think. Feel!」
考えるな、感じろ!
ワクワクを感じる頻度が増えると、考えるよりも大きな力が働くようになります。
直感やインスピレーション、ヒラメキと呼ばれる力です。
こうした感性の力は、思考力では出せないアイデアや解決策、選択や行動を私たちにもたらしてくれます。
ワクワクで選ぶことに慣れる
子どもは毎日ワクワクして暮らしています。
かつて子どもだった私たちも、昔は毎日ワクワクしていました。
子どもの頃は毎日のように感じていたんですから、また使えるようになります。
自転車の乗り方を思い出すのと同じようなものですね。
もし、あなたが最近、あまりワクワクしていないな~と思ったら、少し練習が必要かもしれません。
とりあえず、毎日の小さな選択のなかで、ワクワクを練習していきましょう。
「今日のランチは何を食べようか?」「日曜日はどこへ出かけようか?」といったささやかなことで構いません。
何かを選ぶときに、「ワクワクするのはどれだろう?」と問いかけてみるといいでしょう。
ワクワクを体で感じられるといいですね。
ワクワクを感じるように練習していくと、「すべきこと、しなければならないこと」より「したいこと」をする頻度が増えていきますよ。
大人の私たちは、合理的に選択することには慣れています。
正しいかどうか、損か得か、効率的かどうかなど。
こうした判断基準も大切ですが、どんなに頭で考えても選択できないときがあるものです。
そんな時は、思い切って問いかけてみる。
「これはワクワクするだろうか?」「どっちがワクワクするかな?」
ワクワクが夢や目標を引き寄せる
夢や目標がなくても、心配する必要はありません。
「したいこと」「ワクワクすること」に従って毎日を生きれば、そのうちに夢や目標を引き寄せるようになるでしょう。
夢や目標は、「すべきこと、しなければならないこと」の延長ではなく、「したいこと」「ワクワクすること」の延長にあるものだから。
映画スターウォーズにも影響を与えた、著名な神話学者、ジョゼフ・キャンベルはこういいました。
あなたの至福に従いなさい。恐れないで。思わぬところに扉が開くから。
至福とは、この上ない喜びのこと。
ワクワクする毎日の選択が、あなたを夢や目標へと引き寄せてくれます。
いつか来た道を振りかえり、「夢や目標につながるルートを走っていたんだ!」と、気づける日が必ず来ます。
もしも今、あなたがワクワクに従うなら、手始めに何をしますか?