「私って大切にされないな」って感じること、ありませんか?
こんにちは、小島です!
恋人や友人、職場の上司、同僚などから、雑に扱われる、都合よく利用される・・・。
もっと言うと、
- 仕事や用事を一方的に押しつけられる。
- ひどい言葉をかけられる。
- 何かをしてあげても感謝されない。
- 連絡しても、こまめに返ってこない。
- お金をかけてもらえない。
・・・、こんな心当たりはないでしょうか。
「もっと大切に扱ってほしい」、でも要求したって変わらない。
だいたい、そんなこと言えるはずがない・・・。
そんな場合は、あなたの潜在意識に目を向けましょう。
大切にされないのは、【誤った思い込み】が原因ですから。
なぜ、人から大切にされないのか?
大切にされる人がいて、大切にされない人もいる。
同じ人間なのに、なぜ、そんな違いが生まれるのか?
美しくない、才能がない、お金がない、ユーモアがないから・・・?などと、もっともらしい理由は浮かぶかもしれませんね。
でも、大切にされない人をよく観察していると、一つの際立った特徴に気づきます。
それは、「自分で自分を大切にしていない」。
あなたが他人を大切にし、どんなに尽くしても、あなた自身が大切にされないなら、その根本原因は「自分を大切にしていない」からです。
他人から雑に扱われる人は、無意識に、自分を雑に扱っている。
きっと、心の奥底でこんな言葉がうずまいているのでしょう。
「どうせ私なんて・・・」
「やっぱり私はダメなんだ」
「愛されるはずがない」
こうした心の声を放置していると、あなたと出会う人は無意識にこう思う。
「この人は雑に扱っていい、大切にしなくていい」と。
すべての人がそう感じるわけではありません。
他人を見下すことでしか自信を保てない、そんな弱さを抱えた人が寄ってきてしまうんですね。
私たちは潜在意識レベルで信じていることを、人や出来事という形で体験します。
自分をどう扱うか、他人にどう扱われるか
たとえば、実家に花瓶がひとつ、あったとします。
もし、親がその花瓶の手入れをせず、長年、大切にされない状態だったら、あなたはその花瓶をどう扱うでしょう?
たぶん大切にしない、同じように雑に扱うと思います。
どうせ割っても怒られないだろうと、おもちゃにして遊ぶかもしれない。
では反対に、ものすごく大切にされていたら?
家宝のようにピカピカに磨かれ、玄関先や床の間に置かれて、いつも新鮮な花が挿してあったら・・・。
あなたには花瓶がすごく大切に見えますよね。
値段は分からないけど、割ろうものなら、こっぴどく叱られるそう。
おもちゃにするなんて、ありえない。
実際は千円程度だったとしても、あなたには数十万、数百万円の価値があるように、その花瓶を扱うはずですから。
ですから、大切にされない現実を変えるには、「自分で自分を大切にする」方法を知らなければなりません。
大切にされる暮らし方
雑に扱う人がいると、そこに他の人も追従します。
でも、誰かが大切に扱えば、他の人だって大切に扱いはじめる。
それを今、あなたが始めるんです。
自分を大切にすると、大切にされる。
すごくシンプルな話。
ですから、高級な花瓶のように、自分を大切にしましょう。
くたびれた服を捨てて、いつも身ぎれいに。
夜更かしせず、体調を整えてください。
いい音楽を聴き、いい話に耳を傾け、心に栄養を与えましょう。
ネガティブになりやすい時は、ニュース番組から距離を置くこと。
美しいものを見て、大好きなことをして、かぐわしい香りに身を委ねてください。
自分を雑に扱わず、毎日をもっと丁寧に生きる。
それは今、すぐに始められます。
大切にされる価値がある
そしてなによりも、自分にひどい言葉を投げつけない。
「どうせ私なんて・・・」
「やっぱり私はダメなんだ」
「愛されるはずがない」
ネガティブな言葉を自分に投げかけているかぎり、生涯、自分を雑に粗末に扱いつづけます。
心にわき上がってきたら、ストップをかけてください。
そして、「私には価値がある」「私の気持ちには価値がある」と唱えてみましょう。
はじめは難しいかもしれません。
何十年も雑に扱ってきたんですから。
人から大切にされないと強く感じるほど、焦らずに、時間をかけて、自分を大切にすることを学んでくださいね。
人から大切にされないのは、あなたが自分を雑に扱っているから。
そして、その根本原因には「幼少期、親や兄弟といった身近な人から軽く扱われた」体験が影響している可能性もあります。
もしそうなら、「私には大切にされる価値がない」と誤って信じてもしかたがない。
誰だってそうなるものですから。
でも、心配は不要です、こうした感じ方は大人になっても変えられる。
脳には神経可塑性(しんけいかそせい)という「やわらかさ」があり、いくつになっても考え方や感じ方を変えられるんですよ。
今から、「私には価値がある」という感覚を育んでいきましょう。
もっとあなたを尊重し、大切に扱ってくれる人たちを引き寄せはじめます。