今朝、キラキラした水色のランドセルを背負った女の子が、「小学校、こっち?」と言いながら歩いていきました。入学式だったんでしょうね。
女の子が水色のランドセル。
時代が変わったんだな~って、思わず、古ぼけた眼差しに・・・。
なにせ昭和はほとんど、男は黒色、女は赤色のランドセルでしたから。
今はずいぶん多様化が許されるようになって、「好き」を表現しやすい時代になっているのかもしれませんね。
あなたは人生らしく生きていますか?
もっと豊かさを引き寄せたいでしょうか?
それならば・・・
今よりもっと「好きなこと」を暮らしの中で増やしましょう。
楽しいことではなく、好きなことをです。
- 「好き」の割合が高いほど、豊かさを引き寄せる
- 楽しくなくても、つづけられることは?
- 損得なしで「好き」をつづけた結果・・・
- あなたの「好き」を邪魔する声がある
- 一日10分でいい、「好きなこと」をしよう!
「好き」の割合が高いほど、豊かさを引き寄せる
「好き」を増やすというのは、好きなことを仕事にするといった、大げさな話ではありません。
たとえば、毎日の暮らしのなかで、好きなことを1日10分でもしているのなら、それは好きなことをしている人生です。
では、なぜ、「好きなこと」を暮らしの中で増やしたほうがいいのか?
それは、好きなことをしている割合が高いほど、結果的に豊かさを、たくさん引き寄せるから。
「好き」じゃないとスポーツはうまくならない。
「楽しい」じゃなくて本当に「好き」だと思うことが大事なんだ。プロゴルファー、ジャンボ尾崎(サンケイスポーツ「二十歳のころ」より)
ジャンボ尾崎さんは国内外で通算113勝し、世界ランキングの最高位は5位という、伝説的なプロゴルファー。
ですが、もともとは甲子園で活躍してプロ入りした、野球選手でした。
練習で身が入らず、コーチに「辞めちまえ!」と言われて、本当に辞めてプロゴルファーになったそうです。
そして大成功。現在、70歳。
オレは野球は好きじゃなかった。
ゴルフは「好き」だから、生まれてはじめて、努力できたとおっしゃっています。
楽しくなくても、つづけられることは?
ポイントは、「楽しい」ではなく、「好き」なんですね。
もちろん、何でもイヤイヤやるより、楽しめたほうがいいに決まってます。
ただ、もし途中で、楽しくなくなったら・・・、放りだしたくなるでしょ?
楽しいことと、好きなことはちょっと違う。
楽しくなくても、つづけられることが、本当に「好き」なことなんです。
これは仕事や人間関係、勉強でも同じですよね。
何であれ、楽しいことと、つらいことは、背中合わせ。
けれど、好きでさえあれば、つづけていける。
楽しくないことや、楽しくない時期があっても、つづけていくことができる。
つづけているかぎりは、人生の充実を味わい、豊かさを引き寄せるチャンスがあります。
「あなたにとって、楽しくなくても、つづけられることは何でしょう?」
損得なしで「好き」をつづけた結果・・・
ジャンボ尾崎さんの話は大きすぎでピンと来ないかもしれません。
もっとちょっと身近な話をしますね^^
私はずっと音楽が好きで、かれこれ25年以上やっています。
けれど、歌やギターが好きだと言っても、うまい人はそこかしこにいて、自分の力量にガッカリすることもしばしば。
それでも、30歳をすぎて音楽教室に通いはじめたりして^^
結果的にはそこに、「好き」とはまったく関係ない、仕事のパートナーシップを組める人との出会いや、人生のパートナーとの出会いなど、さまざまな「豊かさ」がありました。
豊かさって、お金の損得だけじゃないですよね。
愛とか、友情とか、やりがいとか、いろいろ。
そういう意味では、
「好き」をつづけることが、豊かさを引き寄せる磁石になったんです。
あなたの「好き」を邪魔する声がある
ただ、そうは言っても・・・、
「好き」を選ぶ、「好き」をするって、ときに勇気がいります。
もしかしたら、あなたが「好き」をしようとするとき、心のなかでこんな声が聞こえるかもしれません。
「他にもっと、やるべきことがあるのでは?」
この声はいったい、いつから心にこだまするようになったんでしょう?
今はすっかり大人の私たちも、子どもの頃は好きなことばかりしていて、やるべきことなど、無視を決め込んでいたはずなのに^^ それだけ、自由に生きていたのにです。
「他にやるべきことがあるだろう?」
それはたぶん、幼いころに親や養育者から発せられていたメッセージなのかもしれません。
「好きなことじゃなく、やるべきことをしなければならない・・・。」
そう思い込むと、好きなことをしようとするたびに、罪悪感につきまとわれてしまいます。
もしも、好きなことをしたくても、思うように出来ないのなら、自分がどんな思い込みにとらわれているか?一度、きちんと思いを巡らせてみたほうがいい。
でないと、頭で「好きなことをしよう」と意気込んでも、心と体がヤル気になってくれませんから。
一日10分でいい、「好きなこと」をしよう!
新年度がスタートしましたね。
きっと、やらなきゃいけないこと、いっぱいあると思います。
環境が変わって、あたらしい生活を始めた人もいるでしょう。
「好きなことばかりやっていくわけにいかない・・・。」
それでも、
一日に10分、週に1時間でも、好きなことに時間は割けないでしょうか?
なにせ、「好き」が毎日の中に増えていくと、人生が豊かになりますから。
実際、いろんな意味での豊かさを引き寄せますしね。
黒や赤ばかりじゃなく、水色だって、なんだって選べる。
あなたの好きな色で、新しい季節を歩いてみませんか?