多くの人が間違った感情解放をしています。
こんにちは、小島です!
先日、うっかり知らない人に、こんにちは!って元気に挨拶してしまいました。
マスク越しだったので、てっきり知人の男性かと思って。
声をかけて目が合ったとたん、(この人、誰だ・・・)って雰囲気になったんですね^^
幸い、相手の方がいい人で、こんにちは!って愛想よく返してくれたから救われたんですけど。
内心はもう、きまずいやら、恥ずかしいやらで、穴があれば入りたかったです。
「ああ~、早くこの嫌な感情から解放されたい!」
あなたが恥ずかしいと感じる時は?
ところで、あなたの場合、どんなシチュエーションで「恥ずかしさ」を感じることが多いですか?
- 好きな異性が目の前にいると逃げ出したくなる、
- 仕事でプレゼンするとアガりまくってしまう、
- 本音をうまく伝えられない時とか。
人それぞれに、恥ずかしいと感じやすい状況がありそうですが、そうした恥ずかしさが減ったら、もっと人生が充実しますよね。
- 気になるあの人と楽しく素直にしゃべれる、
- みんなの前で堂々とプレゼンできる、
- 嫌な気持ちを引きずらず、すぐ立ち直れるなど。
私も元来、恥ずかしがり屋ですけど、感情解放の原則とテクニックを知っているので、平静に戻れるスピードがどんどん早くなっています。
性分だからとあきらめるのは、もったいないですよ。
生来の気質はあっても、正しい対処を知れば、軽減したり、解放できますから。
間違いやすい感情解放とは?
ところで、たいていの人は、間違った方法で感情を処理しています。
たとえば、この曲の歌詞にもその傾向が見て取れます。
そうだ、京都いこう!のCMでお馴染み、
「My Favorite Things」
バラに降る雨、猫のおひげ
ピカピカ光る銅の薬缶に、とてもあったか毛糸のミトン茶色の紙で、包んで結んで
ささやかだけど、お気に入り
(中略)犬に噛みつかれたとしても、
蜂に刺されてしまっても哀しい気持ちになったとしてもこんな物達を思い出すの
すると気持ちも落ち着くの
嫌なことがあったときは、好きな物を思い出すと気分がよくなる、というポジティブな内容ですが、
じつは感情解放の効果としては一時的でしかないんです。
嫌なことがあったら、美味しいものを食べに行く、お酒をたらふく飲む、楽しいドラマを見ることで忘れる。
こういったこともすべて、本当の気持ちにフタをして、無視することになるからです。
嫌な感情を別の刺激でごまかすと、潜在意識には「痛み」が残りつづけます。
忘れられた気がするだけで、本質的には残りつづけ、似たような痛みが積み重なっていく。
恥ずかしい気持ちがどんどん強くなる、というサイクルにはまってしまうんですね。
また、「うわーーー!」と大声を出したり、寝室の布団をぼこぼこ叩くなんてのも、一見、感情解放できそうな気がします。
けれど、その場しのぎの対症療法に過ぎず、潜在意識下では「痛み」そのものが残り続け、何度でも表層意識にのぼってきてしまいます。
では、どうしたらいいのか?
具体的な感情解放のテクニック
恥ずかしさに限らず、嫌な気持ちがわいたとき、スムーズかつ永続的に解消したい場合はぜひ、次の原則を知っておいてください。
「感情は味わいきると溶解する」
冒頭でお話した私のケースの場合、「ああ、なんて恥ずかしいことをしてしまったんだ・・・」という後悔が3時間ほど、断続的につづきました。
その間、(あの人の、「誰だ、この人・・・」ってキョトンとした目が忘れられない。恥ずかしい~。)という思いがわき上がるたびに、観察しつづけたんです。
できるだけ、事の良し悪しを判断せずに。
すると、徐々に曇り空からスーッと晴れ間がのぞくように、心が軽くなっていきました。
感情というのはごまかさずに、味わいきることで溶けて消えていきます。
そのために、心にわきあがる気持ちを「観察する」、ということが役立つんですね。
もちろん、この方法は、言うはやすく、行うは難し。
練習やコツもいるので、あくまでも参考程度に。
まずは、恥ずかしい気持ちに限らず、心にくり返しわき上がる嫌な気持ちを消化するには、感じきることが大事、と知っておいてくださいね。
引き寄せに役立つ、感情解放の大原則
リアルに感じている気持ちにフタをするクセがあると、心の痛みは潜在意識下にどんどん残りつづけます。
そうした未消化の感情が、パートナーシップや、お金や仕事などの場面で、思わぬ願望成就の妨げになることが本当によくある。
幼い頃、悲しくて泣いているのに、親から「泣くな、言い訳するな、いつまでもめそめそするな」なんて取りつく島もなく言われたら、つらいですよね。
でも、ちゃんと受け止めてもらえたら、つらい気持ちは癒されます。
後に残らず、引きずらない。
自分のなかに湧き起こったどんな感情も、なかったことにするより、ちゃんと受けとめてあげたほうが感情解放が早いんです。
これは心理学的な研究からも明らかなこと。
どんな感情であれ、感じてはいけない感情はありません。
幸せな人はどんな感情であれ無視したり、抑圧せず、ちゃんと見てあげています。
親が子供の気持ちを受け止めるように、どんな感情も抱きしめてあげる。
これが本当の感情解放です。
これを効果的に継続することで潜在意識がクリアになり、いつも穏やかな心境を自ら作り出せるようになりますよ。