お金と愛の引き寄せコーチング

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ワーキングマザーの罪悪感。

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こんにちは!ライフコーチの小島です。

ワーキングマザー。ワーキングママ。ワーママ。今、働く母親はいろいろな耳障りのいい名称で呼ばれ、かっこいい女性の代表のように持ち上げられています。外でバリバリ働き、家庭では愛情深い、スーパーウーマン。仕事、家庭、子ども。すべてを手に入れた女性。

ですが現実には、働く母親はさまざまな葛藤を抱え、かけがえのない幸せを満喫できずにいます。

子どもにも職場にも、後ろめたい。

たとえば、保育園のお迎えが遅れれば、子どもに寂しい思いをさせたのではと罪悪感を感じます。同僚より早く職場を後にするたび、後ろめたさを感じます。子どもの世話を夫や両親、義両親に任せては申し訳なさを感じます。ワーキングマザーの毎日には「罪悪感」や「後ろめたさ」が付きまとい、ストレスとなって仕事や家事を妨げます。

フランスの心理学者シルヴィアンヌ・ジャンピノはこう述べています。「女性は、二つの側からのしかかる罪悪感に耐えなければならない。仕事をしているときは子供に、子供の世話をしているときは仕事に」。働く理由がお金であれ、やりがいであれ、「がんばっている」のになぜ、罪悪感を感じてしまうのでしょうか。

「こうあるべき」が罪悪感を生む。

男女を問わず、私たちは「母親とはこうあるべき」「妻とはこうあるべき」「働く人とはこうあるべき」だと思い込んでいます。ワーキングマザー自身も、たくさんの「こうあるべき」を抱えています。

「子どもは母親が家庭で育てるべき」「家事は女性がするべき」「長時間働く人が評価されるべき」・・・etc. 両親や先生がそう言うから、上司がそう振るまうからと、無意識に受け入れている社会常識のかずかず。

アルバート・アインシュタインは「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションである」と言いました。

女性たちは「こうあるべき母親像」で自分を縛りつけ、男性たちは「こうあるべき母親像」を妻や職場の女性に押し付けます。どんな罪悪感も、「こうあるべき」という思い込みで引き起こされるのです。
 

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働く母親は「どうあるべき」?

あなたはどんな「偏見のコレクション」を持っていますか。あなたの「こうあるべき」は、本当に真実なのでしょうか。まずは、思いつくままに下記の空欄を埋めてみましょう。

「私は母親として~であるべきだ」「私は母親として~すべきだ(~すべきでない)」
「私は妻として~であるべきだ」「私は妻として~すべきだ(~すべきでない)」
「私は社会人として~であるべきだ」「私は社会人として~すべきだ(~すべきでない)」
「私は会社員として~であるべきだ」「私は会社員として~すべきだ(~すべきでない)」
「私は子どもに対して~であるべきだ」「私は子どもに対して~すべきだ(~すべきでない)」

次に、上記で完成させた文章ひとつひとつについて、その思い込みに気づくためのエクササイズを行います。あなたがワーキングマザーであれば罪悪感を解消できます。あなたが未来の働く母親なら不安を取り除けます。あなたが男性であれは、妻やパートナーへの思いやりを育めます。

これから紹介する手順は、バイロン・ケイティ著「ザ・ワーク 人生を変える4つの質問」より引用(簡略化)しています。もっと詳しくお知りになりたい方は、書籍でご確認ください。

「人生を変える4つの質問」

テーマ:「    (上記で作成した文章)     」

(例:わたしが働いているので、子どもはさみしい思いをしている。※ )

(1)「それは本当でしょうか?

(例:はい。保育園に行くのを嫌がって泣くから。)

(2)「その考えが本当であると、絶対に言い切れますか?

(例:いいえ。・・・泣かないときもあるから。)

(3)「そう(※)考えるとき、あなたはどのように反応しますか?

(例:とても切なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。仕事中も胸のあたりにストレスを感じて、いたたまれない。)

(4)「その考え(※)がなければ、あなたはどうなりますか?

(例: すっきりとした気分で、身体が軽くなる。仕事のときは仕事に集中できるし、子どもと一緒のときも償いたい衝動にかられないだろう。)

(5) 文章を置き換える。

原文:「わたしが働いているので、子どもはさみしい思いをしている(※)」

①文章の内容(※)を反対に置き換える。
(例:わたしが働いていなければ、子どもはさみしく思わない。)

②主語を置き換える。
(例:子どもが働いている(保育園にいる)ので、わたしはさみしい思いをしている。)

③自分自身に置き換える。
(例:わたしが働いているので、わたしはさみしい思いをしている。)

(6) 置き換えた文章のなかに、原文(※)よりも真実味がある文章はありますか。その新しい文章は、あなたに何を示していますか?

検証する。

4つの質問によって、寂しがっているのは子どもではなく、母親自身かもしれないと気づけます。認識の誤りに気づけば、抱えていた罪悪感は崩れさるのです。こうした一度も検証されていない思い込みを抱えていると、息苦しさと罪悪感を抱え続けることになります。

このエクササイズの開発者バイロン・ケイティはこう述べています。「~すべきだ、~すべきではない、という考えがなければ、私たちは現実をありのままに見ることができ、その結果、明確で効果的で健全な行動をとることができます」。「罪悪感」をやわらげ、母親という役割にしばられず、柔軟なライフスタイルを作れるようになるのです。

 

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働くママは、成熟した女性である。 

「幸せなワーキングマザーになる方法(NTT出版)」という本の中で、自らも働く母親である著者のキャシー・L・グリーンバーグはこう述べています。「母親は、単に母親というだけの存在ではありません。独自のアイデンティティや目的意識、人生に対する展望を持ったひとりの成熟した女性です」。

社会の一員であるあなたは、この社会と同じ矛盾を抱えています。ですが、周りの状況を変えようとするのではなく、まず何よりも、自分自身を変えましょう。意識を変えれば、あなたが変わり、あなたの周りも変わりはじめます。

 

《参考》
仕事を持つのは悪い母親?(シルヴィアンヌ・ジャンピノ著)
ザ・ワーク 人生を変える4つの質問(バイロン・ケイティ著)
幸せなワーキングマザーになる方法(C・L・グリーンバーグ、B・S・アヴィグドル著)

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