お金と愛の引き寄せコーチング

幸せな起業家、個人事業主、フリーランスになるために。

他人と比べない、幸せなお金の稼ぎ方。

f:id:kidism:20150721152821j:plain

「あなたの働く目的は何ですか?」。内閣府の世論調査によると、20~40代の6~7割は、「お金のため」と回答しています。子どもが手を離れる50代では「生きがいのため」が増えますが、それでも5割以上は「お金のため」です。

この現代社会において、お金と無縁でいられる人はいません。お金を得るために働き、できるだけ多くを求めます。私たちは大まかに、3つの目的でお金を稼いでいます。一つ目は、生活のため。二つ目は、喜びのため。そして三つ目が、他人に優越するためです。

まわりの人より豊かになりたい。

衣・食・住、医療、教育、こうした必要最低限のお金が満たされても、私たちは生活レベルを上げるためにお金を稼ぎます。もっと楽しく、もっと快適に、もっと便利に。より良い生活を欲するのは、「快」を求める人間の本能です。ですがここには、自分の喜びや快適さを求める欲求とともに、「他人に優越したい」というエゴが隠れています。

かつて、ハーバード大学である実験が行なわれました。学生たちには2つの選択肢があります。一つは「自分の年収は500万円、仲間はみんな250万円」、もう一つは「自分は1,000万円、仲間はみんな2,500万円」。さて、どっちを選ぶのか?自分の喜びを求め、より良い生活を欲するなら、高い収入を選ぶはずですが・・・。

大半の学生は、前者の「実入りは少なくても、仲間よりは多い」を選びました。より良い生活ではなく、他人に優越することを望んだのです。お金の心理に詳しいデビッド・クルーガー博士は、「私たちは「豊かになりたい」という欲求よりも、「まわりの人より豊かになりたい」という欲求を強く感じる」と述べています。

f:id:kidism:20140306211708j:plain

他人の豊かさは、コントロールできない。

「まわりの人より豊かになりたい」という欲求には、不満がつきまといます。ボーナスが1.5倍になったと喜んでも、他のみんなが2倍だと知ったら嫉妬するでしょう。かりに2倍になったとしても、また新しい比較がはじまります。上には上がいて、他人と比べつづける豊かさには、満足がありません。

メジャーリーガーのイチロー選手は、「ライバル選手の結果には興味がない、自分でコントロールできないから」という趣旨の発言をしています。まわりの成績に気もそぞろだと、自分の活動に向けるエネルギーが弱まります。ライバルとの熾烈な競争にあっても、他人との比較ではなく、自分に集中することが一番大切なのです。

とはいえ、他人をねたんだり、優越したいという欲求は、なかなか抑えられるものではありません。他人と比べがちな私たちでも、自分の豊かさに集中する方法はないのでしょうか。

「お金の目的」を明確化する。

私たちが何かを欲しがるとき、そこには必ず「目的」があります。明確な目的もなくお金を求めているのなら、「他人に優越したい」というエゴに支配されているのかもしれません。「他人に優越したい」を取りのぞくと、その下にある本当の「お金の目的」が見えてきます。

では何かひとつ、あなたが欲しいもの、したいことで、「お金を必要とするもの」を思い浮かべてみましょう。家でも車でも、なんでもOKです。・・・そして、「何のために、それが欲しいのか?」と自問します。ただし、「他人に優越したい」はNGワードです。それ以外の答えを、探してみてください。・・・

欲しい目的がはっきりしたり、イメージが具体的になったりしませんでしたか?たとえば、「まわりの人より豊かになりたい」ための家と、家族で仲良く暮らしたい、親孝行したい、趣味を楽しみたいための家では、外装も内装も違うからです。

「自分の年収は500万円、仲間はみんな250万円」か、「自分は1,000万円、仲間はみんな2,500万円」か。さきほどのハーバード大学の実験では、少数ながら後者を選んだ学生がいました。彼らには、どんな生活をしたいかという「お金の目的」があり、そのために必要な選択をしただけなのかもしれません。

f:id:kidism:20150721153315j:plain

大切な人と「目的」を分かちあう。

 「未来を上手に立てる人は、目標と目的をセットで考える」。これは荒廃した中学校で、陸上部を13回の日本一に導いたカリスマ教師、原田隆史さんの言葉です。ふつう「目標」は立てても、「何のために」という「目的」は曖昧にしがちです。

また、目的が一番で、目標が二番とも語っています。ですから、「目標」を追いかけるまえに、まず「目的」を明らかにしましょう。「何のために、それが欲しいのか?(ただし、他人に優越したい以外で)」。

そして自分のためだけでなく、あなたの「目的」を大切な人たちと分かち合ってください。ひとりでワクワクするより、誰かと一緒にワクワクしましょう。誰かと分かち合えば、未来はもっと大きくなります。

 

《参考》
お金のシークレット(デビッド・クルーガー著)
・仕事と思うな、人生と思え(原田隆史 DVD)

Copyright© 2017 Yoshiyuki Kojima. All Rights Reserved.