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「プライドと偏見」が人間関係をダメにする。

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こんにちは!ライフコーチの小島です。

ラブストーリーって王道がありますよね。初めて出会った男女がほんの誤解から、嫌いあい、紆余曲折をへて、「本当はいい人だったんだ」と真実に目覚め、最後に結ばれる・・・。女性ならご存知かもしれませんが、ジェーン・オースティンの名作「プライドと偏見」では、互いのプライドと偏見で傷つけあう男女の恋が、じれったく、切なく描かれています。

これは恋愛や結婚にかぎったことではありません。職場や取引先や親戚づきあい、私たちのすべての人間関係には、この「プライドと偏見」がついてまわり、トラブルを引きおこします。いったいなぜ、こんな面倒なものが私たちにあるのでしょう?

「プライドと偏見」が人間関係をダメにする。

プライドが高いと聞いて、どんな人を思い浮かべますか?いつもエラそう、周りを見下すような態度、人の意見に耳を貸さない、高慢ちき。また、偏見の強い人とはどんなイメージでしょうか?頭が固い、視野がせまい、素直じゃない・・・etc.

もしかしたら、身近な人の顔が浮かびましたか?でも、これは他人事はでなく、私たち自身の話です。程度の差はあっても、誰もがこう思い込んでいます。「正しいのは私で、あなたは間違っている」

すれ違いざまに肩がぶつかった時、誰かと意見が合わなかったとき、「正しいのは私で、あなたは間違っている」と無意識に反応します。「相手が正しい可能性もある」とはなかなか思えません。

TVの討論番組を見ると、プライドと偏見の激しいやりとりがはっきり分かります。みんな、自分の正しさを証明するのに必死。他の可能性に心を開いたり、互いの意見を調整しようという態度がとれません。

「正しいのは私で、あなたは間違っている」。このかたくなな思い込みが、ご近所のトラブルから国どうしの戦争まで、さまざまなゴタゴタを引きおこしています。プライドと偏見は、人生を必要以上にドラマチックにし、複雑にしているんですね。

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「思い込み」というフィルター

私たちは「思い込み」というフィルターを通して、この世界を見ています。たとえば、お金は悪いものと思い込んでいると、お金持ちはみんな悪い人に見えます。実際のところは、お金のあるなしと人格には関連性がありません。フィルターを通すと、現実が歪んで見えてしまう・・・。

世界的な達成コーチのマイケル・ボルダックは「達成の科学」という本の中でこう述べています。「私たちは現実そのものを見ているわけではなく、私たちの「解釈」が加わった現実を見ていることになります。人は現実をそのまま捉えることができません。その代わりに、自分の「思い込み」を通して現実を歪曲してしまう。

「正しいのは私で、あなたは間違っている」。この「思い込み」を放っておくと、人間関係でトラブルを抱えたり、問題を長引かせたりしやすくします。現実と問題の本質が見えにくくなるからです。

怒り、不満、恐怖、失望、嫉妬、無力。私たちに「思い込み」のフィルターがかかると、必ずネガティブな感情がわき上がります。誰かを批判したくなったら、自分の正当性を主張したくてウズウズしたら、こう問いかけて、一瞬立ち止まりましょう。

本当にそうだろうか?

私が正しいかもしれないし、あなたが正しいかもしれない。私もあなたも正しくて、お互いに間違っているかもしれない。私たちの「思い込み」は、可能性のひとつにすぎないと思えたら、人間関係はもっとシンプルになります。

何歳からでも、見方は変えられる

歳をとるほど偏屈になる人がいます。頑固な性格だから、などと生まれながらの気質のせいにしてしまいがちですが、実際は「思い込み」の多さや強さが影響しています。歳を重ねるほどに、思い込みが増え、見方が限定的になります。

さいわい、私たちの脳には神経回路のやわらかさ「神経可塑性(しんけいかそせい)」があり、機能的、構造的な変化を起こしていく柔軟性があります。また、このやわらかさは歳をとっても消失しないと言われています。

心理セラピーに関するドキュメンタリー映画の制作者、ニック・オートナーは、「脳の神経回路は固く刻まれたものではなく、それは変化するものであり、私たちは「新しい考え方や世界に対する見方」を開発できる」と述べています。

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世界を「ありのまま」に見る

「正しいのは私で、あなたは間違っている」。これがどれほど偏屈な見方で、どれほど真実とかけ離れているかを感じてみましょう。

もし、あなたの「プライドと偏見」がゼロになったら、どんな気持ちがするでしょうか?職場や家庭で、どんなふうに人と接するでしょうか?

「プライドと偏見」がおよぼす影響は、人間関係にとどまりません。何を見ても、何を聞いても、「プライドと偏見」はつきまといます。ですが、そのことに気づけていれば、心の目が曇ることはありません。

歳をとっても、素直さと好奇心を持ちつづける人がいます。いろいろな可能性に心を開いていれば、人も出来事も「ありのまま」に近づきます。きっともっと、今より生きやすくなっていきますよ。

 

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